皆さん、一眼レフやコンデジのカメラストラップは何を使っていますか?
カメラストラップは必需品に近いカメラグッズなだけあり様々なメーカーから販売されていますが、比較対象が多すぎてよくわからない、デザインだけで決めている、カメラ購入時の付属されているメーカーストラップをそのまま使っている、なんて方もいるのではないでしょうか?
今回紹介するのはデザイン性と利便性が高いカメラグッズメーカーとして定評があるPeakDesign(ピークデザイン)から販売されているカメラストラップの「リーシュ」です。
いままで様々なカメラストラップ使ってきましたが、このリーシュはデザイン性に優れ、非常に使い勝手が良いだけではなく、カメラのショルダーストラップ以外としても幅広く活用できるという魅力があります。
その活用の幅の広さから現在では「2本目が欲しい!」と思えるほど気に入ったおしゃれなカメラストラップ、リーシュの魅力についてレビューしていきます。
目次
PeakDesign(ピークデザイン) リーシュ 概要
リーシュ(LEASH)はPeakDesign(ピークデザイン)から販売されているミラーレス一眼レフやコンデジなど小型カメラに適しているカメラストラップです。
スタイリッシュなフォルムで細身な作りになっているのでデザイン的にも服装のファッションと合わせやすく、ネックストラップやスリングストラップとしても使えるアクセサリです。
ポイント
リーシュはデジタルカメラグランプリ2020 SUMMER 周辺機器部門で金賞受賞の製品です
カラーの展開はブラックとアッシュの2種類となります。
メンズでもレディースでも使いやすいおしゃれさが魅力です。

メインの付属品としてリーシュ本体と、ストラップとカメラのボディを連結するために必要となるアンカーリンクスが予備を含め4つ、そしてアンカーマウントが1つ同封されています。
耐荷重はアンカーリンクス1つが90kgまで耐えれる仕様となっているので、カメラ本体とストラップの細さによっての身体への食い込みなどの問題を気にしなければ、基本的に耐荷重はあまり気にしなくても良いと言えます。
ポイント
Sonyのミラーレス一眼レフのα7Ⅲと、1kg越えの重量級単焦点レンズのSigma135mm Artを装着しての運用もしてますが今のところ使用に特に問題はありません。
アンカーリンクスの紐は二重構造になっており、疲労し摩耗した際には内部の赤色の紐が見えることでダメージ具合と交換時期が分かるようになっていますので負荷が気になる際にも安心です。
また好みに合わせて付属のアンカーマウントを使うことで速写ストラップのようなバランスでカメラをぶら下げることができます。
レンズが下側を向くことでの身体に対してのカメラ本体のフィット感が増し、レンズが前方へ出っ張らなくなるので、レンズを周辺にぶつける危険性を減らすことにも繋がります。
PeakDesign(ピークデザイン) リーシュ スペック・概要 | |
ストラップ長さ | 830-1450mm |
重量 | 86g |
カラー | ブラック(L-BL-3)、アッシュ(L-AS-3) |
同封物 | ・本体 ・アンカリンクスー×4、・アンカーマウント4mm ・六角レンチ ・マイクロファイバーポーチ |
ストラップ長さを簡単に調整可能!取り外しも簡単
リーシュの特徴としてはストラップの長さ調整が非常に簡単で、ストラップ部分の黒い取っ手を引っ張ることですぐに長さの変更がおこなえます。
移動中などに身体とカメラボディをぶらぶらさせず密着させたい際にも、ごちゃごちゃと触らずとも指1本で調整できるのでめんどくさがり屋な方にも持ってこいです。

めんどくさいとその時だけの使い勝手だけで長さ調整をするとかよっぽどしないですからね。
またピークデザインの代名詞とも言えるアンカーリンクスで脱着が簡単にできる仕様となっており、これによってストラップの取り付け・取り外しを10秒足らずで完了することができます。
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ピークデザインのアンカーリンクスをカメラストラップに付けるべき理由
続きを見る
ポイント
装着はスライドして持ち上げるだけ、脱着は押しながら下にずらすだけです。
未だ勝手に外れてしまったなどの事故は起きたことがありません。
三脚に一眼レフを装着して撮影する際には「カメラストラップが邪魔だなぁ」と思った方は多いと思います。
そんな時にすぐ外せて、しかもサイズもコンパクトなので手軽にポケットにも入れておけるので、撮影シチュエーションに合わせてのカメラ自体の使い勝手もぐーんとあがります。

ハンドストラップ クラッチとの併用で活用の幅が広がる!
リーシュ単体だけでももちろん便利に使えますが、自分と同じで一眼レフのストラップ利用で考えている方は同じピークデザインのハンドストラップ、「クラッチ」との併用が大変おすすめです。
クラッチはシンプルな構造なハンドストラップながら、手を固定する布地もしっかり作られており、撮影時のカメラのホールド感を増すことができます。
フィット感を調整する構造もリーシュと似ており、手首へ固定するストラップの長さも簡単に自由な調整が可能です。
またデザインもリーシュと近く一体感があるのもポイントです。

それに加えた大きなメリットとして、クラッチにはアンカーマウントを大きくしたスタンダードプレートが付属されていることです。
アンカーマウントは便利ではありますが利用すると三脚ネジ穴を塞いでしまうので、三脚を使う際にはいちいち取り外す手間が生じます。
しかしスタンダードプレートはアルカスイス互換となっているので、アンカーマウントでの使い方をしながらアルカスイス対応の三脚にもすぐマウントが可能です。
ポイント
通常の三脚を低コストでアルカスイス対応マウントにすることも可能です。カメラの脱着が簡単になるのでおすすめですよ!
そしてこれまたピークデザイン製品の、スタンダートプレートが装着されたカメラを腰ベルトなどに固定できる「キャプチャー」を導入することでハンドストラップのクラッチだけでカメラの持ち運びができるようになります。
話が長くなってしまうのでキャプチャーについての詳細は下記記事をご確認ください。
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ピークデザインのハンドストラップ クラッチとキャプチャーは最強の組み合わせ
続きを見る
「お散歩感覚で気軽なスナップ撮影がしたい」「重いレンズをもってガッツリ撮影したい」などの気分や状況にあわせてリーシュを使う、クラッチだけで使う、と選べるようになり撮影時の運用の幅を広げれます。

日常使いでも使える!フィールドポーチとの組み合わせ
そしてリーシュの活躍はカメラストラップだけには留まりません。
アンカーリンクスによる脱着の簡便さを活かしてカメラ以外のストラップとしても流用することができます。
その流用先としてのおすすめカメラグッズの1つが、同じピークデザイン製品の「フィールドポーチ」です。
フィールドポーチは横長の小型なミニバックで、カメラ機材を持ち運ぶ際のサブバッグや、メインバック収納のインナーバッグ、バッグインバッグとしても使えるハンドポーチです。
ポイント
コンデジの収納、レンズの収納に使えるサイズ感です。ポケットも多いのでカメラ小物の収納にも使えます。
そしてこのフィールドポーチの裏側にはアンカーリンクスがはじめから2つ付いており、リーシュと合わせることですぐ小型なショルダーバッグになります。
フィールドポーチもリーシュと同じブラックとアッシュの色展開があるので色を合わせたお揃いのデザインにできます。
自分は財布やスマホを入れる日常的なバッグとしても使いながら、OsmoPocketやGopro撮影での収納や小型ビデオライトやミニ三脚の持ち運び用としても大活躍しています。

フィールドポーチの詳細は下記にてご紹介しています。
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ピークデザイン フィールドポーチ レビュー | 収納事情を解決するカメラバッグ
続きを見る
単焦点レンズ使いにおすすめ!Commlite レンズホルダーとの組み合わせ
「単焦点レンズを複数使いたい!」とお考えの方は撮影時のレンズの持ち運びに困ったことはありませんか?

そしてそんな悩みを解決してくれるカメラガジェットがCommliteのレンズホルダーです。
レンズホルダーの表面、裏面にはレンズを最大2本固定しておける仕様になっており、レンズホルダーにストラップを付けることでカメラストラップのようにレンズを肩からぶら下げて持ち運ぶことができます。
ポイント
マウントはキヤノン、ニコン、ソニーと各メーカーに対応しています。
カメラストラップはCommliteレンズホルダーにも付属していますがそれの代わりに、予備のアンカーリンクスをレンズホルダーに取り付け、ストラップをリーシュにすることで、取り外しも自由でかさ張らずにフィット感も調整できる使いやすい装備にグレードアップできます。
ポイント
自分のポートレート撮影時にはカメラリュックを背負い、85mmをα7Ⅲのボディーに。
広角、標準の単焦点レンズをレンズホルダーにリーシュと合わせて装着すると言う運用方法をよくしています。
個人的にレンズホルダーのこの組み合わせは「揃えて大正解だった!」と今でも感じるおすすめカメラ装備です。
Commlite レンズホルダーの詳細についてはこちら
めっちゃ便利!Commlite レンズホルダーはカメラレンズの持ち運びにおすすめ!
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リーシュ その他の便利な使い方・応用 例
その他でもカメラストラップのリーシュはアンカーマウントとアンカーリンクスを使うことで様々なガジェットのストラップとして活用することができます。
リーシュとアンカーリンクスを使った活用例
- 2台目などのサブカメラとの流用
- コンデジ収納の小型カメラバッグのストラップ
- ジンバルをショルダーストラップで携帯
- ストロボ付き自撮り棒をショルダーストラップで携帯
2台以上カメラがある場合には各カメラにアンカーリンクスをつけておけばすぐリーシュの使いまわしができかなり便利です。

またスムーズな動画を撮影するために使う機材のジンバルは一眼レフ用のものは大きさも相まって持ち運びに困りがちです。
しかしジンバル底面に三脚ネジ穴が付いていればアンカーマウントを装着し、そこにアンカーリンクスをつけることでジンバルにショルダーストラップを取り付けることができます。
同じような方法で、ベルボルンのウルトラスティックセルフィーなどの自撮り棒にストロボやビデオライトを装着してショルダー化させることでライトスタンドが使えない環境でも光源を気軽に携帯できます。
「カメラバッグにしまうのが面倒だ…」と思うカメラガジェットは様々あると思います。
それをショルダーストラップで携帯しちゃおう!と言う発想ができると言うのはなかなかに面白いですよ。
まとめ
おしゃれで実用性が広いおすすめのカメラストラップ、PeakDesign(ピークデザイン) リーシュの魅力についてレビューしました。
当初リーシュはメインカメラであるα7IIIのカメラストラップとしての用途でのみ購入しましたが、アンカーリンクスの応用、他のカメラグッズとの組み合わせを考えた結果、様々な面やシチュエーションで出番があるカメラグッズとなりました。
リーシュをはじめ、ピークデザインの製品はカメラの使い勝手を良くするデザインも秀逸なアイテムが揃っているので、ご興味があればいろいろとチェックして、自分の持っているカメラグッズとの組み合わせを考えてみてくださいね。
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