Meta Quest 2(旧Oculus Quest 2)は、2020年の発売から時間が経った今でも多くのユーザーに愛用されている人気のVRゴーグルです。
私自身も発売直後から使い続けていますが、長時間のプレイや持ち運びを考えると「本体だけでは少し不便」と感じることがありました。
そこで本記事では、実際に使ってみて「これは買ってよかった!」と思えるMeta Quest 2対応アクセサリーを7点ご紹介します。
ヘッドストラップやフェイスカバー、充電関連など、快適さを大きくアップさせる便利アイテムばかりです。
すでにQuest 2を使っている方はもちろん、中古などでこれから手に入れたい方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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MetaQuest2 レビュー | はじめてのVR体験におすすめのVRゴーグル
この記事がおすすめな人
・MetaQuest2をもっと便利に使いたい人
・MetaQuest2のアクセサリーには何がいいか悩んでいる人
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目次
Elite(エリート)ストラップ
MetaQuest2を購入する時に絶対一緒に買ってほしいのがOculus公式から販売されているElite(エリート)ストラップです。
エリートストラップは初期から装着されているゴムバンドと取り替えれる交換用ストラップで、エリートストラップに変更することでヘッドセットの装着・脱着のしやすさが格段にあがり、ゴーグルと顔のフィット感も向上されます。
エリートストラップの後頭部にはダイヤルがあり左右に回し操作することでサイドレール部分の長さ調節が簡単にできフィット感の調整も手早くできます。
通常のゴムバンドの場合、フィット感があわない時の調整に手間がかかり、特にMetaQuest2を家族、友人と使い回す場合にはバンドを緩めたり締めたりの調整がかなりめんどくさいです。
ゴーグルが緩かったり、多少位置が上下しているだけでVR内の映像がかなり見えづらくなるので、快適なVR体験に置いて、簡単にフィット感が調整できると言う部分はかなり重要なポイントです。

エリートストラップは販売当初に破損の報告が相次ぎ一時販売がストップされていましたが、現在は問題も解決され再販されています。
破損内容もメーカーから破損対象の製品は初期生産品のごく一部だったと報告があり、さらにすべてのエリートストラップに2年の保証期間を新たに設定すると発表がありました。
購入日、配送日から2年間は無料で交換品が受け取れるとのことなので、もしもがあっても安心して使えます。
ポイント
自分はエリートストラップを発売当初に購入しましたが特に今のところ故障などの問題はありません。
最初は試しにと初期からついているゴムバンドでも使っていましたが、エリートストラップに変更してからはもう戻れないと思うぐらい快適性が向上されたので、MetaQuest2の活用度が高い人は必須レベルでおすすめです。
また他にもエリートストラップと似た安価なサードパーティー製の商品もあります。
こちらの吊り下げ式タイプになることで顔への締め付けの負荷が減り、しっかりとVRゴーグルを固定した際に起こりがちな頬の痛さが軽減されるようです。

<追記>
サードパーティー製のものも購入し、エリートストラップとの使い勝手を比較してみました!
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フェイスクッションカバー アイマスク
地味に必須レベルなアクセサリーがこのフェイスクッションカバー。
汗を吸収しないシリコン製のカバーで、MetaQuest2のゴーグルの顔を当てる部分に直接被せるように装着するアクセサリーです。
MetaQuest2は顔に当たる部分がスポンジ製なので、BeatSaberやFitXRなどの汗を掻きやすい運動量が多いフィットネス系アプリをやると、かなりヘッドセットのスポンジ部分が汗を吸収してしまいベタベタになります。
このベタベタも多少レベルではなく、他の人とのゴーグルの使い回しなんてもっての外。自分自身の汗でも再度装着をためらうほどです。

フェイスクッションカバーを装着すると、汗などの水分は全く吸収しなくなるので清掃の手入れも簡単でサッと拭くだけですぐキレイになります。
ポイント
OculusQuest2本体の付属品として最初から付けるべき!と思うほど汗対策には必須品です。
またそれ以外にもメリットがあり、フェイスクッションカバーを使うとゴーグルとのフィット感も増します。
実はMetaQuest2は日本人の顔に合わせて作られていないので、個人差の問題もありますが鼻の高さの問題上ゴーグル装着時に鼻周りにスペースが開き隙間から外部の光が入りんでしまいます。
しかしこのフェイスカバーは鼻周りのフィット感が増す形状になっているので、光の入り込みがグッと無くなりゴーグル装着時の違和感が軽減されます。
ポイント
没入感が高い快適なVR体験をするためには外の情報をできるだけカットするのが大事です。
1,000円程度と価格も安いので複数購入し洗濯して使いまわすのも良し。気軽に試せるのも良い点です。
<追記>
2021年8月24日のOculusQuest2の128GBモデル販売からシリコンカバーがセットで付属するようになりました。
AMVRフェイスカバー
先にVRトレーニングで必須アイテムのフェイスクッションカバーを紹介しましたが、さらに着用感や汗対策をグレードアップしたいならばAMVRフェイスカバーがおすすめです。
フェイスクッションカバーをしばらく使った後に乗り換えとしてAMVRフェイスカバーを購入しましたが、材質がシリコンカバーではなく、PU(ポリウレタン)のレザー製となっており優しく目周辺にフィットされます。

くもり対策として空気が循環されるよう通気口がついている独自のフェイスブラケットが付属されており、こちらの材質も本来OculusQuest2についているものはプラスチック製ですが、AMVRフェイスカバーはTPUの柔らかく弾力性のある特殊素材になっています。
ポイント
汗対策にも優れており、運動時の振動によるブレなども軽減されます。
また通気性と防水性に優れているのもあって清掃がしやすく汗も簡単にふき取れます。
鼻の隙間を埋めるノーズパーツから、フィット感を調整できる追加のサイドクッションもセットに含まれており、人それぞれの顔の大きさ、形に合わせた微調整も可能です。

シリコンカバーと比べると少し割高ですが、VR体験をさらに向上させたいと思っている方にはおすすめです。
AMVRフェイスカバーの特徴や詳細はこちらの記事でチェックしてみてください。
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くもり止めクロスVR
MetaQuest2でビートセイバーやFitXRなどの運動量の激しいアプリを体験してる時に起こるのが熱気によるVRレンズのくもり問題です。

そんな運動中のくもり問題をすっきり解消できるグッズが「くもり止めクロスVR」です。
使い方は簡単で運動前にVRグラスをメガネ拭きなどで綺麗に拭いた後に、クリーニングクロスのような形状のくもり止めクロスVRで「はぁー」と息を吹きかけてから拭き取るだけ。
これだけでMetaQuest2をつけて激しい運動やトレーニングをしても全く曇らなくなります。

50回ほどは繰り返し使うことができ、一度拭いてから24時間は効果が続きます。
ポイント
くもり効果減少の体感としては24時間たってからも曇りにくさが実感できました。
少し値段はしますがくもり止めクロスVRを使うとくもりの現象は驚くほど無くなるので、没入感をさらに上げたいVR体験をしたい方には併用しての利用はかなりおすすめです。
くもり止めクロスVRの詳細については下記記事でまとめています。
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Oculus Link対応 Type C ケーブル 3m
MetaQuest2は単体でもVR体験ができるアプリを起動できるスタンドアローン型のVRゴーグルですが、パソコンとMetaQuest2を接続(Oculus Link)することでパソコン用のPCゴーグルとして使えます。
それによりSteamで配信されている映像などのクオリティが高いパソコン用のVRアプリもMetaQuest2を使って体験することができます。
このOculus Linkの機能を使いパソコンと接続するために必要なのがOculus Link対応のType Cケーブルです。
Oculus純正でもOculus Link対応のケーブルは販売されていますが10,000円以上とかなり高め。
純正ではありませんが自分が購入したOculus Link対応のケーブルはAmazonで1,000円前後で購入でき、パソコンとの接続も問題なくできたので回線速度の問題や安定性では純正に劣るかもしれませんが試し使いの現状では必要充分です。
ポイント
MetaQuest2本体にケーブルを接続するときにL字型のType C変換コネクタがあるとケーブル差込口に負荷がかからずおすすめです。
またパソコンとの接続用途以外にも充電用ケーブルとしても利用できます。
長時間VRゲームをしたい時や、VRゴーグルを使ってAmazonプライムで映画鑑賞をしたい時などにも充電切れを心配せずに安心してVR体験ができます。
またケーブルの長さも3mあるので、充電のコンセントから距離が離れていてもストレスなく利用できます。
最初からヘッドセット側の差し込みがL字になっているタイプもおすすめ。
エネループ 急速充電器セット 単3形充電池
これも地味にあると便利なのがエネループの単3系充電池。
MetaQuest2のヘッドセットにはバッテリーが搭載されておりType Cケーブルで充電できますが、右手左手で持つハンドコントローラーは単3電池1本ずつで動いています。
比較的ハンドコントローラーの電池消費量はヘッドセットと比べ少ないですが、1日1~2時間程度を毎日やっていると1か月後前後で電池交換が必要となります。
その際に使い捨ての電池ではなく、エネループなどの充電池があると消耗品を気にせずMetaQuest2が気軽に使えます。

また100均などの安い電池を使うと最悪のパターン液漏れでコントローラーが使えなくなる可能性ありますので、安心に長く使う意味でもメリットがあります。
充電池の残量がなくなった時にもすぐに新しい電池に交換できるように予備も2本で計4本、早めに充電池を導入するとコスパもどんどん良くなるので一緒に準備しちゃたほうがお得です。
自分は充電池を数年前に買ってましたが、エネループが電池電圧のチェック機能や、1本ずつの充電状況の確認、充電時間の早さなど様々な点で機能向上されていたので、この機会に新しいエネループを購入しました。
コントローラー用シリコンケース ハンドグリップ
BeatSaberのプレイ時にハンドコントローラーを勢いよく振るのもあり、たまに「握りが悪いなぁ」と感じるのが度々ありました。
それのみならずハンドコントローラーをポロっと手から落としてしまったのも数回あり購入当初からこの点はどうにかしたいなと考えていました。

その時に購入したのが MetaQuest2専用のシリコンケースのハンドグリップ。
シリコン素材で作られており、MetaQuest2のコントローラーにそのまま被せて使うタイプとなります。
本体購入時に付属していたハンドコントローラー用のリストストラップもそのまま使えるように穴が開いているので変わらず利用できます。
実際、シリコンケースをつけてからグリップの握りが向上した感覚はあり握りなおす頻度は減りました。

持ってないけども気になるMetaQuest2のアクセサリー
Esimen Oculus Quest 2近視レンズ(-2.00 ~ -6.00対応)
メガネやコンタクトが必要な近視の人におすすめのMetaQuest2専用の近視レンズアタッチメントです。
MetaQuest2のレンズに被せるように取り付けるカバーで左右1つずつあり、度数も-2.00から0.5刻みで-6.00まで用意されています。
視力が悪い方でもストレスフリーでVRゴーグルを装着し快適なVR体験ができるのでメガネユーザーは必見のアクセサリーと言えます。

持ち運び用 耐衝撃キャリング ケース
いいなーと思いながら購入を考えてるものとしては、MetaQuest2専用の持ち運び用キャリングケース。
メーカー公式からもケースは発売されていますが、サードパーティー製で半額以下のものも多く発売されています。
しかし今のところMetaQuest2を外へ持ち運ぶ頻度があまりないので保留中。

Anker Oculus Quest 2充電ステーション
(画像参考)9to5Toys
モバイルバッテリーや充電器で強いAnkerからMetaQuest2専用の充電ステーションが発表されました。
この充電ステーションはMetaQuest2のヘッドセットの充電のみならず、セットに付属のハンドコントローラー専用の充電池をいれることでステーション設置時にハンドコントローラーの充電も可能となります。
サイズ感もあるMetaQuest2を未使用時に置いておける指定位置を用意しつつ、充電ケーブルを接続したりの手間や忘れもなくいつでもフル充電にした状態でヘッドセットを利用できます。
(画像参考)9to5Toys
参考価格は約9,000円となっていますが、現在では日本では販売されておらず、予約販売をしている米Amazonでも品切れ状態とのことです。
製品としてはめちゃくちゃ便利そうなので日本で発売されたらこれはすぐ様に買ってしまいそう!
<追記>
とうとう日本でもAnkerのMetaQuest2充電ステーションが販売されたので発売日に早速購入してレビューしてみました!
これは充電環境がかなり楽になりますよ…!
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まとめ
今回は、実際に使ってみて「買ってよかった!」と感じたMeta Quest2対応のアクセサリーや周辺機器をご紹介しました。
Quest2本体だけでも十分に楽しめますが、ヘッドストラップやフェイスカバーといったアクセサリーを組み合わせることで、長時間の使用でも快適さが大きく変わり、より充実したVR体験ができます。
特にエリートストラップとフェイスクッションカバーは、コストに見合う価値を感じやすいアイテムなのでぜひ試してみてください。
現在は後継機のQuest3やQuest3Sも登場していますが、Quest2を使っている方や中古で手に入れた方にとって、
こうしたアクセサリーは「まだ現役で使える」魅力を引き出してくれるはずです。
今後もVR体験をさらに快適にしてくれる便利アイテムを試しながら、このブログで共有していきますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
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