ソニーからAPS-Cミラーレス一眼レフのVLOGカメラZV-E10が販売されました。
a6400シリーズのカメラを動画向けにカスタマイズされたもので、先に発売されたコンデジタイプのVLOG用カメラZV-1のコンセプトをミラーレス用にしたものとなります。
レンズ交換も可能なところから撮影用途に合わせての応用も効き、軽量・コンパクトでしかも安いと、クオリティーの高い動画撮影やYoutube投稿をしたい人にとっておすすめのカメラといえます。

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ZV-E10 レビュー | ソニーのVLOGミラーレスカメラ おすすめな7つの理由
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今回はそんなZV-E10をもっと便利に気楽につかうために合わせて購入すると幸せになれるおすすめのアクセサリーをご紹介します。
後半ではZV-10に最適なおすすめレンズも紹介しているで合わせてご覧ください。
目次
- おすすめ1.ソニー SONY シューティンググリップ GP-VPT2BT
- おすすめ2.ジンバル Zhiyun CRANE M3
- おすすめ3.Ulanzi F38 クイックリリース クイックシュー
- おすすめ4.Kenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター SONY VLOGCAM ZV-1用
- おすすめ5.ピークデザイン アンカーリンクス
- おすすめ6.ピークデザイン カメラストラップ リーシュ
- おすすめ7.JJC PZ16-50mm専用オートレンズキャップ
- おすすめ8.K&F Concept 可変NDフィルター 40.5mm ND2-ND400レンズフィルター
- おすすめ9.USKEYVISION WLZ10
- おすすめレンズ1.SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN
- おすすめレンズ2.SIGMA 16mm F1.4 DC DN
- まとめ
おすすめ1.ソニー SONY シューティンググリップ GP-VPT2BT
GP-VPT2BTは小型ミラーレス一眼に対応した、手持ち撮影をサポートするソニー純正のシューティンググリップです。
ワイヤレスリモートコマンダーの機能も付いており、ZV-E10とBluetooth接続をすることで録画の開始やレンズのズームなどを手元で操作することができます。
ポイント
Bluetooth接続と有線のケーブルをわざわざ繋げる必要がないので、使いたい時にすぐ使えます
カメラへの取り付けは1/4ネジ穴を使いますが、ネジ穴を回転させるダイヤルがあるので位置の調整などはあまり気にせず簡単に接続できます。
撮影方向を調整できるボタンがついており、前後合わせて170度と手で持った際に撮影しやすい角度にグリップを傾けることができます。
またカメラの向きを反転できるボタンもついてるので自撮りをしたい際にもすぐさま変更できます。

動画を撮影する際にはなるべくブレを少なくする必要がありますが、シューティンググリップを使うことで直接カメラを手で持つのと比べて安定感が増し、縦揺れや横ブレなどをグッと抑えれます。

また手で掴むグリップ部分は開閉することで小型の三脚に早変わり。テーブルや地面にカメラを設置した撮影もそのまますぐにできます。
ポイント
最大積載量が1.5kg。ZV-E10は400kg台なので1kgほどのレンズでも載せることができます。
自分はZV-E10とセットで合わせて購入しましたが、1度Bluetooth接続すれば再接続の必要もなく、無線で手軽に使えるところが非常に気に入りました。何よりサイズもコンパクトなのが嬉しい!
ジンバルを使わずにZV-E10で気軽に撮影したい際には常に持ち歩く基本装備となりそうなガジェットです。
SONY シューティンググリップ GP-VPT2BT スペック 製品仕様 | |
大きさ | グリップ状態(約幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm)、三脚状態(約幅146.5×高さ133.5×奥行163.0mm ) |
質量 | 約215g |
最大負荷 | 1.5kg |
付属品 | キャリングポーチ、リチウムコイン電池(CR2032×1) |
対応機種 | α9 II/α9/α7R IV/α7R III/α7 III/α6600/α6400/α6100、RX100 VII/RX0 II |
またGP-VPT2BTの使い勝手の詳細については下記記事で紹介しています。
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ソニー GP-VPT2BT | ZV-E10・ZV-1でおすすめの三脚・シューティンググリップ
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おすすめ2.ジンバル Zhiyun CRANE M3
さらに手振れを気にせず歩きながらでも安定してVLOGなど動画撮影したい場合におすすめなのがジンバルです。
そのジンバルの中でもZV-E10との組み合わせにぴったりなのがZhiyunの3軸ジンバル CRANE M3です。
重量も730gで大きさもペットボトルほどのコンパクトさながら、積載量も1.5kgほどとフルサイズミラーレス機でも使うことができるパワフルさがあります。
ZV-E10の本体重量が343gなのである程度重量のあるレンズとのセットでもジンバルを使った動画撮影が可能です。
ポイント
実際に何回か撮影していますがSigma 18-50mm F2.8のセットと撮影してますがスムーズに撮影できます。
コンパクトなのでカメラバックに直接入れて持ち運べます。
各種軸のロックから、折り畳み、取り外し可能なプレートと機能も豊富です。
またCRANE M3独自の魅力としてはジンバル自体に調光可能なLEDビデオライトが付いているので夜間の撮影もやりやすいです。
できるだけ軽く、気軽にジンバルを使った撮影がしたい人にはZhiyun CRANE M3は大変おすすめです。
詳しく知りたい方は下記記事もチェックしてください。
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Zhiyun CRANE M3 レビュー | フルサイズカメラ対応の軽量小型ジンバル
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おすすめ3.Ulanzi F38 クイックリリース クイックシュー
コスパがよく革新的なカメラガジェットを多く提供することで有名のUlanziから販売されたクイックリリースシューです。
このガジェットは三脚に取り付けるクランプと、カメラに取り付けるプレートの2つに分かれており、装着することでカメラと三脚の着脱をよりスムーズに、簡単にできます。
ポイント
自分はこのプレートをZV-E10に、クランプを前述のシューティンググリップGP-VPT2BTに取り付けました。
実際のカメラと三脚の接続方法はプレートをスライドさせてクランプに接続するだけ。
ネジ穴を回して接続する手間を考えたら圧倒的に手間が減ります。
取り外しは側面にあるノブを押さないと外れることがなく、また接続後にノブを90度回転することでノブの押し込みを防止するロック機能もあるので誤って外れてしまい落下する心配もありません。
ポイント
固定する三脚とは違い、持ち歩き振り回すシューティンググリップに取り付けることを考えると安全性の高さはかなり重要です。
またプレートもクランプもどちらもアルカスイス互換となります。
アルカスイスに対応している三脚をお使いならばそのまま装着できるので別の三脚を使いたい際にも複数個購入する必要もないのが便利なポイントです。
おすすめ4.Kenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター SONY VLOGCAM ZV-1用
カメラやスマートフォンなどモニターが付いているガジェットを買った時に真っ先に購入したほうがいいもの、それが液晶保護フィルムです。
液晶保護フィルムを購入しておけば物をぶつけたり、落下させてしまった際に生じる液晶のキズを防止できるのでもしもの時も安心です。
こちらの商品はコンデジのZV-1用のものとなりますが、ZV-E10の液晶モニターサイズも同じ3.0型なのぴったりサイズとなります。

保護フィルム自体の品質も国産メーカーのKenkoなので安心感もあります。
キズ防止以外にも反射を抑えるアンチリフレクション加工がされており、防汚加工により指紋や油汚れの簡単にふき取れるのでカメラを本格的に外に持ち出す前に購入することをおすすめします。
ポイント
ちなみに保護フィルムは簡単に貼れて、気泡などもまったく残りませんでした
おすすめ5.ピークデザイン アンカーリンクス
個人的に保護フィルムと同じぐらいカメラを購入した時には絶対に装着するカメラアクセサリーがあります。それがPeakDesign(ピークデザイン)のアンカーリンクスです。
アンカーリンクスはカメラとストラップの脱着を簡単にするアクセサリーでカメラ本体に取り付けるアンカーヘッドと、お好みのカメラストラップに追加で装着するハウジングの2つで構成されています。
ストラップとの装着はスライドして差し込むだけと非常に簡単で、アンカーヘッド1つの耐荷重も90kg以上と頑丈な作りになっています。
アンカーリンクスを使うことで複数台カメラを持っていても1つのお気に入りのカメラストラップを使い回しすることもできます。

ZV-E10は動画向けのカメラということもあり、三脚に取り付けたり、ジンバルやシューティンググリップに取り付けたりする機会が多いと言えます。
その際にカメラストラップが付いたままだと非常に邪魔になってしまうので、必要な際に取り外しができるシステムにしておくとかなりカメラ自体の使い勝手が向上します。
またZV-E10はα6400などと違いストラップを取り付ける金具部分が本体に備え付けてる形状になっています。
従来の仕様ではアンカーリンクスを装着した状態で歩いたりするとその振動で金具部分やアンカーヘッドがボディに当たり小さく「カチャカチャ」と音がでてしまいました。
しかしZV-E10ではそのようなこともないので、音の入り込みを気にせずに動画撮影ができるのがよいポイントです。
アンカーリンクスの詳細に関しては下記記事でも紹介しています。
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ピークデザインのアンカーリンクスをカメラストラップに付けるべき理由
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おすすめ6.ピークデザイン カメラストラップ リーシュ
アンカーリンクスと合わせておすすめしたいのが同じPeakDesignが販売しているアンカーヘッド対応のカメラストラップ、リーシュです。
リーシュは細めのストラップになっており、小型のミラーレスに最適なカメラストラップになります。
はじめからアンカーハウジングが装着されているストラップとなり、アンカーヘッドも4つ付属されているので、「アンカーリンクに興味があるし、新しくストラップも欲しいなあ」と考えている人はこのリーシュだけで装備を整えることができます。
ストラップ自体も機能的で指一本でストラップの長さが変更できるので、フィット感をすぐさま調整できます。

また使わない時は丸めてコンパクトにできカメラバッグやポケットなどにも気軽にいれておける サイズ感です。
カラー展開はブラックとアッシュの2色。ZV-E10のカメラの色がブラックでもホワイトでもストラップを合わせやすいのもおすすめできるポイントです。
ピークデザインのカメラストラップ、リーシュの詳細は下記記事でも紹介しています。
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ピークデザイン リーシュ レビュー | 多用途なおしゃれカメラストラップ
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おすすめ7.JJC PZ16-50mm専用オートレンズキャップ
ZV-E10のパワーズームキットのレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」専用のカメラアクセサリーがこのJJC PZ16-50mm専用オートレンズキャップです。
名前の通りのガジェットになりますが、こちらを基本のレンズキャップの代わりに取り付けることで、カメラの電源をオンにした場合にレンズの繰り出しにより自動的にキャップ部分が開くようになります。

これにより撮影をする際にわざわざキャップを開けて、どこかに閉まって、と言う一眼レフカメラを使う際のあるあるな手間がなくなるので、撮影タイミングを逃さないスピーディーな撮影が可能となります。
レンズに直接つける形になるのでレンズフィルターなどの取り付けができないのはネックになりますが、電源オフ時にはカバーにもなりレンズ自体も安いこともあるのであまり気にせず使うことができます。
ポイント
装着自体もレンズフィルターと同じで回すだけで簡単に脱着できます。
おすすめ8.K&F Concept 可変NDフィルター 40.5mm ND2-ND400レンズフィルター
クオリティーの高い動画を撮影するうえであったほうが良いアイテムが光を減光できるNDフィルターです。
動画を撮影する際にはなるべく被写体をなめらかな動きにするためシャッタスピードをフレームレートに合わせて設定する必要があります。
一般的に推奨されるシャッタースピードがフレームレート30pの場合は1/30~1/60秒、60fpsの場合は1/60~120秒までの間と言われています。
その設定では晴天の明るい場所に行くと、ボカして撮りたいのにF値の数字を極端に上げたりしないと、設定値が明るすぎて白飛びしてしまいます。
ポイント
動画撮影に向いているS-LOGの設定で撮るとISOの下限も500になるので、明るすぎる場所での撮影の際には対策が必要となります。
そのような環境でもレンズに入り込む明るさを減光できるNDフィルターがあれば、シャッタースピードを推奨値にしていてもF値開放で背景をぼかした撮影も可能となります。
またこちらのNDフィルターは可変式となり減光の設定もND2からND400と手動でフィルター部分を回すことで臨機応変に調整できます。
こちらのK&F Concept 可変NDフィルターは比較的安価でもあるので、まずは試して使って見たい人には最適の1枚と言えます。

おすすめ9.USKEYVISION WLZ10
USKEYVISION WLZ10は、ZV-E10のキットレンズE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)に追加で取り付けることでAPS-Cで12mm、フルサイズ換算で18mmの超広角レンズにできるSELP1650専用のカメラアクセサリーです。
広角パーツとマクロパーツの2つで構成されており、超広角での撮影以外にも10倍マクロ撮影も可能となります。
取り付けも簡単でフィルターを取り付けるように回し入れるだけです。
ポイント
広角レンズにすると58mmのフィルターが装着可能になります。
NDフィルターも付けれるので動画の撮影でももちろん使えます。
動画での撮影や、手振れ補正をアクティブにするとだいぶ画角が狭くなり、通常のSELP1650の広角画角では手持ちの自撮り撮影をしたい際には特に狭さを感じてしまうので超広角の画角があると撮影面で相当使いやすくなります。
持ち運びしやすい専用ケースも付属しており、重量も150gほどと元から軽量なSELP1650に取り付けても300g以下とかなり軽量な組み合わせになります。
価格もAmazonで7,000円代とかなり安価に買えるので超広角レンズの画角が足りない方にはかなりおすすめです。
USKEYVISION WLZ10の詳細については下記でレビューしています。
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USKEYVISON WLZ10 | ZV-E10のキットレンズSELP1650を超広角にする方法
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おすすめレンズ1.SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN
ZV-E10のおすすめアクセサリーと合わせて紹介するおすすめのレンズがSIGMA 18-50mm F2.8 DC DNです。
広角・望遠共にF2.8通しの明るいレンズになるのでキットレンズを使っていて「より背景をボカしたいなぁ」と思っている方にはおすすめのレンズです。
大口径のズームレンズながら重量が290gと非常に軽量でコンパクトな設計になっています。
手振れ補正機能はありませんがAF性能も良いのでジンバルを使った動画撮影には特に向いています。
また最短撮影距離も12.1cmとかなり短いのが特徴でマクロ撮影のようにも使えます。
価格帯も実売で6万円以内で購入できるのでキットレンズからステップアップしたい方は要チェックです。
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DNの詳細は下記でレビューしています。
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【作例・レビュー】SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | 最初の1本におすすめのAPS-C標準ズームレンズ
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おすすめレンズ2.SIGMA 16mm F1.4 DC DN
おすすめレンズの2つめがSIGMA 16mm F1.4 DC DNです。
35mm換算で24mmで使えるレンズになりますが、VLOGに使いやすい広角域でF1.4まで明るく撮影できるレンズです。
広い範囲を写しながらも背景を綺麗にボカすことができるので、写真・動画どちらでも便利に撮影できます。
サイズも広角で明るい単焦点レンズとしては小型で重量も400gほどと小型軽量なZV-E10には最適です。
またAPS-C用の人気がある標準ズームレンズは様々ありますが16mmからのものは少なくF値が明るいレンズとなるとさらに比較対象は少なくなるので、今後レンズを変え揃えていきたい場合でも他と用途が被ることが少ないレンズと言えます。

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【作例・レビュー】SIGMA 16mm F1.4 DC DN | ポートレートから動画まで おすすめの広角単焦点レンズ
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さらに価格帯も4万円以内とかなりコストパフォーマンスにも優れているので、ZV-E10で良い映像や写真を残していきたい方にはおすすめなレンズです。
その他のZV-E10におすすめなレンズは下記記事にて別にまとめていますのでこちらでご覧ください。
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まとめ
ZV-E10と一緒に買うと幸せになれるおすすめのカメラアクセサリーを9つと合わせておすすめのレンズをご紹介しました。
今回ご紹介したアイテムは実際に購入して試してみたものばかりとなります。
自分の使い勝手やカメラの用途に合わせてカメラアクセサリーやカメラグッズを組み合わせることでぐっと使い勝手が良くなるので、今回この記事で紹介したものをご参考にして頂きながらぜひ自分自身とZV-E10との付き合いにあったアクセサリーを揃えてみてください。
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