最近何かと写真や動画の撮影用の照明機材に手を出しがちな自分ですが「発光色を自由に変更できるRGBライトが気になるな…??」と思い立ち、都合よくamazonのタイムセールでお得に販売されていた小型のRGBビデオライトPIXEL G1Sを勢いでポチりました。
今回購入しようと思った際の使用用途は下記の通り。
- 動画撮影時、ライブ配信時のメイン照明
- 赤や青などの色を使った動画撮影時のバックライト
- ブログで紹介するガジェットや小物の写真撮影時に使う照明
- ポートレート撮影の際のサブ照明
しかし実際に屋内屋外いろいろなシチュエーションで使ってみた使用感想としては、RGBライトとしての機能の面白さはもちろんながら、小型ながら光量も強く通常のビデオライトの使用用途でもめちゃくちゃ使える撮影用ライトでした。
今回はそんなRGBビデオライトのPIXEL G1Sのレビューとして良かったポイント、他の撮影のライトとの違いや魅力をお伝えします。
ビデオライトをまだ購入したことがない人の最初の1つとしてかなりおすすめ撮影用ライトです!
目次
PIXEL G1S RGBビデオライト 概要
PIXEL G1S RGBビデオライトは光の色を自由に作れるバッテリー内蔵型の小型な撮影向けライトです。
RGBと白色電球色の3つのランプによってきめ細かな色合いの調整ができ、通常のビデオライトと比べても光を使った表現の幅を広げることができます。
ポイント
RGBランプビーズが70、白色ランプ40、黄色ランプ40が搭載!
PIXEL G1Sは多機能で3つの発光モードが用意されています。
- CCTモード(白色暖色) ※一般的な照明
- HSIモード(RGB 360度フルカラー)
- FXモード(12種類 光効果シーン)
背面には液晶がついており、光量や色合いの数値、バッテリー残量を視覚的に確認できます。
また側面のダイヤル操作で直感的な光量や色合いの調整をおこなえます。
大きさもポケットサイズで重量も265g。小型で持ち運びにも最適です。
バッテリー容量も3200mAhで充電ポートもUSBType-Cが採用。150分はフルパワーで使え、充電時間2.5時間と早いです。
ポイント
付属品として充電ケーブルとポーチ、一眼レフカメラのシューマウントに装着できるマウントアクセサリが同封。
360度回転できるボール雲台なので、自由に上下の角度を変えた発光ができます。
使い勝手の良さ、機能的な面での良さを語りましたが、なによりamazonで7000円台とPIXEL G1S RGBビデオライトは高機能なのに安い!
様々な動画撮影や写真撮影に使えるライトは販売されていますが、比較してもコストパフォマンスが抜群のおすすめ照明機材です。
PIXEL G1S 商品概要・スペック | |
メーカー | PIXEL |
型番 | G1S |
サイズ | 133 × 83 ×16 mm |
重量 | 約265g |
明るさ | 1500LUX(0.5m) |
色温度範囲 | 2500~8500k° |
RGB色域 | 0~360度 フルカラー |
素材 | 航空用アルミニウム |
LED寿命 | 約5万時間 |
充電 | USB Type-C(QC3.0対応) |
バッテリー | 7.4V/3200mAh |
点灯時間 | フル充電で約150分 |
マウント | 1/4インチナット穴 |
光量の強さや明るさのケルビンを自由に変更可能(CCTモード)
ダイヤル操作で光量の強さを0から100までの数値を1%刻みで調整できます。
細かな調整だけではなく、ダイヤル中央のボタンを押すことで20%刻みでも変更が可能です。
また寒色暖色の色温度も、電球色側は2500k(ケルビン)から白色側は8500k(ケルビン)の間を100k単位で細かな調光ができます。
ビデオライトによっては光量や色合いが変更できない、または変更できても設定値が固定のものも多いので自由度の高さは良いポイント。
ポイント
被写体としてリアルキューピーさんにご参加を。
設定できるケルビンの幅が広いのでだいぶ光のイメージが変わります。
ヤフオクやメルカリなどのオークションとして出品する小物撮影でも手軽に使えますね。
また光量もかなりあるので、夜のポートレート撮影で顔を明るく撮る時りたい時などにも活躍できちゃいます。
RGBカラーで自由な色合いに変更可能(HSIモード)
HSIモードにすることでRGB 360度フルカラーで自由に光の色を変更ができます。
参考:RGBとは
色の表現方法の1つ。
赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの原色を混ぜて様々な色を表現する方法。
色相をレッドやブルーをはじめイエロー、パープル、オレンジ、と好みの色にダイヤル操作で細かく変更できるので微妙な色合い調整が可能です。
またダイヤルボタンを押すことで「色相の変更」から「彩度の変更」に切り替わります。
彩度も0%から100%の間で調整が可能。ライトの発光の鮮やかを簡単に変更できます。
色が変わるだけでガラッとイメージが変わるので上手く扱うことで写真や動画のアクセントとなります。
自動的に発光カラーが変わるモードが搭載(FXモード)
前述の通りPIXEL G1S RGBビデオライトはかなり自由度高く光の色合いを変えることができますが、さらに色合いを自動的に切り替えてくれるFXモードが搭載されています。
使い方としては発光プログラムがPIXEL G1Sに予め登録されているのでそれを選択するのみ。
選択できるプログラムは4種類の光り方と各種類ごとに選択できるパターンが3つと合計12個。
ライブハウスやカラオケボックスなどの照明をイメージするとわかりやすいでしょうか。
パーティーな雰囲気、ラグジュアリーな雰囲気、ロックな雰囲気などの空間を演出できます。
HSIモードやFXモードの用途の一例として、人物のポートレート写真やフィギュアの写真など被写体を使った撮影です。
ポイント
撮影時のバックライトとして使うことで色合いに合わせた作品創りができます。
三脚穴やホットシューも対応 自立も可能!
PIXEL G1Sの下部は可動式のハンドルのような形状になっています。
ハンドル部分には1/4ネジの三脚穴が2つとコールドシューが用意されているので様々カメラや三脚、その他カメラアクセサリに対応できます。
ミニ三脚に装着したイメージ。見た目もバランスも良好です。
自撮り棒に装着したパターン。高い位置から自由に光源を光らせれます。結構使えるスタイル。
足を展開させてストロボを追加。これ1本でストロボも使えてビデオライトも同時に使える。見た目が思ったよりカッコいい。
ストロボを使った夜の光がない場所での撮影だとピントがあわせずらかったりするのでそういう時にも使えそう。
また三脚などを使わなくとも、ハンドル部分を回転させることで角度をつけた自立も可能です。
外部マイクも装着可能!Youtubeなどの動画撮影からライブ配信にも使える
使用用途としてはYoutubeなどの動画配信には特に使えます。
ハンドル部分を横に展開した場合、ライト側面にあるホットシューマウントを使うことでライトを使いながら外部マイクも装着することができます。
ポイント
外部マイク以外にも外部モニターやストロボを装着させる使い方も
重量が重たくなるのでVlog撮影などの撮り歩きには向きませんが、カメラを固定させた動画撮影やライブにはかなり使い勝手がよい組み合わせです。
自分はツイキャスでの一眼レフを使った動画配信の時にも使っています。
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また自動的に発光カラーが切り替わるFXモードも、動画撮影時の背景のバッグライトとして使ってみると面白いアクセントとなりますよ。
まとめ
自由に光の色を変えれる撮影用ライトのRGBビデオライトPIXEL G1S をレビューしてみました
光量も充分で光の色や強さも調整できしかも小型で持ち運びも簡単。そんな照明機材が1つあるとカメラの撮影では何かと役立ちます。
ポートレートなどの人物撮りから、小物などの物撮り、Youtubeの動画撮影など様々な撮影環境で利用できます。
また今回はビデオライトとして紹介しましたが、キャンプや車中泊などのアウトドア用の照明としても活躍できます。
発光色を自由に変えれるRGBライトではコスパも抜群なので、照明機材を探している人には是非おすすめなアイテムですよ。
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