Peakdesign(ピークデザイン)は様々なシーンや用途に合わせたデザイン性が洗練されているカメラバッグを多く取り扱っています。
その中でも一番小さいカメラバッグとしての立ち位置にフィールドポーチがあります。
小型のカメラバッグで隠れ要素が強いのもありピークデザインを知ってる人でも知らない方もいるのではないでしょうか?
今回は実際にフィールドポーチを使ってみた感想を交えながらフィールドポーチの魅力についてレビューします。
目次
Peak Design(ピークデザイン)ってどんなメーカー?
Peak Design(ピークデザイン)はアメリカのカメラグッズメーカーです。
2010年にクラウドファンディングのキックスターターで資金募集を成功させたのをキッカケに一躍有名になりました。
アウトドアでカメラを携帯する際のわずらわしさの不満を解消した「キャプチャー」をはじめ、肩掛け・首掛けのカメラストラップの着脱を簡単にした他にはないオリジナルなアクセサリー「アンカーリンクス」が話題になりました。
デザイン性にも優れ、カメラマンの要望に応えるユーザー目線で作られたカメラバッグ「エブリデイバッグシリーズ」と、昨今で多くのカメラマンが注目しているメーカーです。
ピークデザイン製品の詳細は下記の記事にもまとめています。
参考
ピークデザイン フィールドポーチの概要
フィールドポーチはピークデザインのカメラバッグの中で一番コンパクトなものになります。
容量は3Lとなっており、メインポケット以外の部分でも様々な場所に収納ポケットがついています。
バッグ内が雑多としないのがポイント高しです。
ポーチのメインの開閉部分はマジックテープ式となっています。
これには理由があり、マジックテープを止める部分を上側にすることで収納できる容量を大きくすることができます。
それにより見た目以上にサイズが大きなものまで収納することが可能です。
小さいサイズの状態ではかなり薄くコンパクトになるので、予備バッグとしての携帯やバッグインバッグにも最適です。
ポイント
収納する量に合わせてバッグサイズを簡単・自由に変更可能!
ナショジオカメラバッグ NG A5270 基本情報 | |
外寸(最小) | 26x14x1cm |
外寸(最大) | 26x20x13cm |
重量 | 155g |
容量 | 3L |
カラー | チャコール・ヘリテージタン・アッシュ・ジェットブラック |
フィールドポーチのデザインがカッコイイ
デザインに優れているピークデザイン製品なだけあって作りはかなり秀逸です。
世の中には「こんな部分にこのロゴをつけないでくれ…」とツッコミたくなる製品がありますが、フィールドポーチのメインポケット内部にピークデザインのロゴがむしろおしゃれにデザインされており個人的に高評価です。
カラー展開はチャコール(グレー)・ヘリテージタン(ブラウン)・アッシュに加えて新しくジェットブラックが発売され、現在4種類から選ぶことができます。
色合いはピークデザインが販売しているエブリデイバッグシリーズと同じ色展開になるので、すでにピークデザイン製品のバッグを持っている方は色合わせもしやすいと思います。
ちなみに自分はエブリデイバッグをまだ持ってはいないので、逆に悩みに悩んだ結果チャコールを選択。
アンカーリンクスが最初からついてる!ストラップを簡単に脱着可能
フィールドポーチの裏面にはピークデザインの代名詞とも言えるアンカーリンクスが2つ最初からついています。
カメラバッグ自体には肩掛けストラップがついていないので、基本的な持ち運び方法は手持ちになります。
しかしこのアンカーリンクスにピークデザインが販売しているカメラストラップを取り付けることで肩掛けが可能になります。
自分はカメラストラップ、リーシュを合わせて購入しフィールドポーチに取り付けています。
リーシュのカメラストラップですが長さの調整が簡単にしやすいシステムとなっています。
バッグを肩掛けしながらフィット感を瞬時に調整できるので使い勝手は良好です。
また使っている一眼レフなどのカメラにもアンカーリンクスをつけることで、簡単にリーシュなどのカメラストラップの付け替えができます。
自分はソニーのミラーレス一眼レフカメラ、α7IIIで撮影する際には基本ハンドストラップのみを使っていますが、ふいに肩掛けストラップを使いたくなった際にはフィールドポーチからリーシュを外してα7IIIに付け替えて使いまわししています。
ポイント
リーシュの付属品の中にアンカーリンクスが4つあるので、リーシュを買うだけでストラップを使いたいカメラ分のアンカーも揃えることができます。
リーシュの便利さや詳細は下記の記事にレビューをまとめまています。
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フィールドポーチにどれだけ入る?どういうカメラが入る?
カメラバッグとして使う場合フィールドポーチにはミラーレス一眼まで入るとの情報がありますが、正直に言うとカメラを入れるとそれだけでパンパンになってしまい実用性にはかけます。
カメラを収納することを考えるとコンデジぐらいが最適なサイズかと思います。
フィールドポーチはベルトループがありウェストポーチのように使えるので、交換用のレンズを携帯するのも使い勝手は良さそうです。
ポーチの前面部分にはピークデザインのキャプチャーがつけれるスペースがあり、これを利用することでバッグの外側にカメラを固定し持ち運ぶことができる作りになっています。
ただミラーレス一眼級の重量があるものを取り付けるとフィールドポーチの重量バランスが悪くなりそうです。
実用性を考えるとこれもキャプチャーへの取り付け対象としてはコンデジやアクションカメラなどの小型カメラが向いてるかと思います。
フィールドポーチを実際にこんな風に使ってます
じゃあどんな風に使ってるの?と言う声が聞こえますが、自分は基本装備である財布や携帯、イヤホンやポケットWifi、充電器などの各種ガジェットの収納につかっています。
つまりは普段使い用バッグですね。
メインポケットには長財布と合わせて、Kindleなどの電子書籍も一緒にいれることができます。
サイズ的には8インチのKindleFireHD8がギリギリぐらいですかね?
ちょっとした外出では重要なものを入れたフィールドポーチだけもって行き、パソコンなどの大きな荷物を持ち運ぶ際には大きなカバンに一緒にバッグインバッグして持ち運びしています。
休日などに撮影にいくときにはフィールドポーチをそのままカメラバッグに移し替えるだけなので、忘れ物しがちな自分としてはこれが結構安心で楽ちん。
カメラバッグはナショジオのNG A5270を使う機会が多いですが、フィールドポーチに荷物を多くいれてもスムーズに出し入れできます。
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- コンデジを携帯するカバンを探している
- 撮影の際にカメラ機材をいれるウェストポーチを探している
- アンカーリンクス対応のカメラストラップを持っている
- Peakdesignのバッグがたまらなく好き
いろいろな用途でオールマイティーに使えるバッグです。
価格もPeakDesignのバッグのなかでは比較的安価なのでPeakDesign入門にもおすすめなアイテムです。
まとめ
PeakDesign(ピークデザイン)のカメラバッグ、フィールドポーチについてレビューしました。
フィールドポーチはカメラバッグという立ち位置ですが、カメラ機材のみならず様々な収納用途に合わせて利用できる便利なバッグです。
使っていくたびにどんどん魅力に気づける見た目のデザインも秀逸なバッグなので、興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。
<追記>
バージョンアップ版としてフィールドポーチ V2が新しく販売されました。細かな部分も変更され、カラー・デザインもリニューアルされました。
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