小型軽量で高品質な広角動画を撮影できるアクションカメラ GoPro(ゴープロ)。
2023年の時点ではHero12まで発売されており、年々新しいバージョンが販売されている人気ガジェットです。
ポイント
自分がいま持っているのはHero10です。
少し前のモデルですが最新のGoproと比べても性能が大きく変わらないことからコスパに優れているモデルといえます。
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スポーツなどの動きのある映像から日常のVLOG撮影と、様々な動画撮影に使えるGoproですが、気になるポイントとしてはマイク性能による音質です。
内蔵マイクだけではあまり音質が良いとは言えないことから、高音質で録音をしたい場合には外付けマイクが必要となります。
そしてこれを接続するためには純正のマイクアダプターを用意しなければなりません。

今回のこの記事ではGoproのマイクアダプターとはどのようなものか、音質にどのような変化があるのかをレビューします。
そして携帯には難があるマイクアダプターを便利に持ち運べるケースを紹介します。
またケースの不具合を解消する簡単カスタマイズ方法から、一緒に購入するとさらに便利になるおすすめアクセサリーもご案内します。

この記事がおすすめな人
・GoProで外部マイクを使いたい人
・マイクアダプタの接続方法で悩んでいる人
目次
GoProで外部マイクを使えるようにするマイクアダプター
GoPro本体自体にはマイク端子が付いていないので、外付けマイクを使いたい際には純正の専用マイクアダプターを別途購入する必要があります。
このアダプターとGoProをType-Cケーブル接続することで、 3.5mmの幅広い範囲に対応するマイクの接続が可能となります。
マイクアダプター 対応機種
HERO11 Black / HERO10 Black / HERO9 Black / HERO8 Black / HERO7 Black / HERO6 Black / HERO5 Black / HERO5 Session
※HERO9 Black version 1.5以降
使い方は簡単でUSB接続するだけで自動的に外付けマイクに切り替わるので特に設定なども必要ありません。
またマイクアダプター側にもType-C端子がついているので、充電しながらでも使うことがも可能です。

GoProで録音できる内蔵マイク・外付けマイクの音質の違い
3.5mmジャックに対応している外付けマイクなら様々なものが使えることから、小型のピンマイクタイプから、VideoMicroなどのショットガンマイクロホンと様々な選択肢があります。
自分は本来ソニーのミラーレスカメラであるα7IVや、ZV-E10用に購入した小型のVLOGマイク、ECM-G1をそのまま流用し利用しています。
ポイント
ソニー対応カメラなら無線接続で使えるECM-G1ですが、付属ケーブルを使えばGoProでも有線接続で問題なく使えます
外付けマイクを使わない場合は少しこもった音質で録音されることが多いですが、外付けマイクを使うことでよりクリーンで鮮明な高音質のオーディオ録音ができます。
ココがポイント
Youtubeなどでは映像以上に音質が悪いと滞在率などの影響が大きいです。
特に音声を録音したい場合には高音質の録音はかなり重要なポイントと言えますね
ECM-G1の場合は撮影側の前方の音を集中的に拾いつつも、カメラを持つカメラマン側の音もバランスよく拾える仕様です。
尚且つ小型軽量なモデルなので日常を撮影したいVLOG撮影にはかなりおすすめです。

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マイクアダプターを収納できる Ulanzi G9-4 保護ケース
GoProのマイクアダプターの問題点としてはその大きさと形状です。
USBケーブルで繋げるとアダプターが宙ぶらりんとなってしまうので、このままではカメラ固定の据え置き撮影でしか使いにくいと言えます。

しかしこの持ち運びの問題からマイク装着などの問題も1発で解決できるのがUlanzi G9-4 保護ケースです。
簡単に言えばこちらのケースはGoPro本体とマイクアダプターを一緒に格納できると言う優れものです。
マイクアダプター収納のために作られた専用品で、接続するUSBケーブルの長さなどにも合っており、ケーブルも邪魔にもならず取り回しできるようになります。
またホットシューが上部と横に2つ付いているので外部マイクもそのまま装着できるだけでなく、同時に小型のビデオライトの取り付けまで可能となります。
ポイント
この保護ケース1つあれば外付けマイクに必要なアイテムをひとまとめにできます。
さらに動画の絵作りにこだわりたい人が嬉しいポイントとして、52mmフィルターのアダプターも付属しています。
それによりPLフィルターやNDフィルターを使ってのよりクリエイティブにこだわった動画撮影もおこなえます。
GoPro本体の取り付けも裏面から差し込むだけと簡単なので、正直マイクアダプターを使っていない方にもおすすめなガジェットと言えます。
マイクアダプターがずれ落ちる?簡単に解決するカスタマイズ方法
Ulanzi G9-4 保護ケースの唯一のマイナスポイントは、マイクアダプターの差し込み箇所が若干広いことです。
それによって使用上は問題ないのですが、持ち運んだりしているとアダプターがケースからズレてはみ出てしまい不格好になります。
ポイント
アダプターとGoPro本体がUSBケーブルで繋がっていれば外れることはありません。
しかしケーブルなどにも負荷はかかると思うのであまり良いとは言えません。
Amazonレビューにも数点あげられていてこの問題ですが、付箋を使うことで簡単に解決できます。
この付箋をマイクアダプターの差し込み口に入れるだけでなんと一切のズレもおこらなくなります。
また付箋の短辺は収納部分にジャストサイズなので長さをカットしてあげるだけです。
薄めの両面テープで付箋を貼り付けて固定してしまえば、マイクアダプターをストレスなく出し入れできるのでおすすめです。

Ulanzi G9-4 保護ケースと一緒に揃えたいおすすめアクセサリー
ここからは実際に使ってみて良かった、Ulanzi G9-4 保護ケースとマイクアダプターのセットをさらに便利に使えるようにするアクセサリーをご紹介します。
Ulanzi マウントアダプタ ククイックリリース GP-4
GoPro本体と取付けたい三脚などのガジェットの中間部分に装着するクイックリリースのアダプタです。
形状が違うタイプが3種類付属されており、どのパーツにも装着部分に磁石が内蔵されています。
装着の際にはこの磁石部分を当てはめてヒネるだけと簡単な操作ながらしっかりと固定できます。
Ulanzi G9-4 保護ケースの下部にあるマウント部分に装着し、対になるマウントを三脚部分に取り付けることで簡単に運用できます。
ポイント
わざわざネジなどで締める手間がなくなるのでかなり簡単に!
自分はいろんなアクセサリーで使うため3セットほど購入しています。
いまはUlanziから最新版で下記のクイックリリースマウントも発売されています。
blackbeetle GoProネックレス式マウント
GoProを使った街歩きの撮影から両手を空けて撮影したい場合にはネックレス式マウントがおすすめです。
上記のクイックリリースを保護ケース合わせて装着しておけば、必要に応じて時間もかけずにハンドフリー撮影できるので便利です。
また様々なメーカーからネックレスタイプは販売されていますが、こちらの製品は長さの伸縮調整もできます。
Ulanzi G9-4 保護ケースやクイックリリースを取り付るとどうしても高さが増してしまうのでこの点はポイントです。

Ulanzi 磁気マグネットマウント GP-16
VLOG撮影のしやすさではこの磁気マグネットのマウントもおすすめです。
メインの用途としてはネックレスマウントに近いところがありますが、ネックレスタイプはパーツサイズも大きく持ち運びには少々難があります。
しかし磁気マグネットマウントは紐が取り付けてあるベースプレートを首から下げて服の中にいれ、服の上からクイックリリースプレートを取り付けたGoProをマグネットで貼り付けるだけと、装備も小型化できるので持ち運びもしやすいのが特徴です。
ポイント
「ちゃんとくっつくのか…?」と気になりましたが、思いの外に磁力が強いので外れることはありません。
Ulanzi G9-4 保護ケースとマイクアダプターの重みもありますが、しっかり紐の部分を張っておけば実用的には使えます。
ココがポイント
バランスや安定感ではネックレスタイプのほうが優れているので用途に合わせて使用しています。
またこのプレート自体は接地面も広くテーブルに固定できるので、マウントアダプターで連結することで上下の角度が変わるミニ三脚のような使い方ができます。
車などの磁力があるものにも固定できるので、首から下げる用途以外でも使い勝手が良いと言えます。

まとめ
GoPro HERO10を例に外付けマイクを接続するマイクアダプターのレビューと合わせて便利に使う方法をご紹介しました。
撮影時の音質のクオリティーをグッと向上できるので、GoPro撮影で音質にこだわりたい人はマイクアダプターは必ず買ったほうがいいアクセサリーと言えます。
ポイント
VLOG用マイク、ピンマイクと歩き撮り、インタビュー、運転動画と状況に合わせた収録ができるようになります。
またUlanzi G9-4 保護ケースはマイクアダプターを利用する場合にはまさに必須とも言えるガジェットで、これがあるだけでいままで難しかった撮り歩きでの利用も簡単になります。
それに加え今回紹介したマイクアダプターがズレないようにする対策方法もおこなうことで、唯一のマイナス点も解消できます。

クイックリリースのマウントアダプターも装着し取り外しを簡単にすることで、GoProを様々なシチュエーションにすぐに対応できるようになります。
GoPro自体の活用の幅もグッと広げることができるので、GoProを持っている人は是非揃えてみましょう。