レンズ

【作例・レビュー】SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art | 撮影が楽しくなる画質最高の単焦点レンズ

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art

自分はソニーのフルサイズミラーレス一眼カメラをここ数年愛用しています。
年々装着できるレンズも増しており、焦点距離が変えれる性能の高いズームレンズも多く発売されるようになっています。

ポイント

標準、広角、望遠ともにF2.8のズームレンズが基本なラインナップに!

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便利なズームレンズが1本あれば様々な距離がカバーできますが、レンズ沼に沈みかけてる自分としては同じ35mmの距離でもより背景もボケて暗所にも強く画質も良い撮影ができる単焦点レンズが欲しくなると言うものです。

単焦点レンズとズームレンズを揃えたい欲は定期的に変わるのが困るところ…

「解像感が高い35mmの標準レンズが欲しい」と思い立ち、今回購入したのがSIGMA 35mm F1.4 DG DN Artです。

最初に結論を述べるとかなり満足度が高く「購入してよかった!」と思えたレンズですが、今回はこのSIGMA 35mm F1.4 DG DN Artがいかにおすすめかその魅力について作例も交えレビューしていきます。

大口径F1.4ならではの大きく美しいボケ味はもちろん、各収差を徹底的に抑制し画面周辺に至るまでシャープな描写性能を実現。ミラーレス専用設計だからこそ可能な小型軽量化されたレンズボディには、プロフェッショナルユースを意識した充実の機能、そして快適なオートフォーカスも備えています。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 概要・レビュー

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 外観・外箱

SIGMA 35mm F1.4 DG DN ArtはSonyレンズの多くを手掛けているシグマから2021年の5月に販売された、フルサイズミラーレスカメラに対応した35mmの単焦点レンズです。

高品質とスペックの高さを売りにしているSIGMA ArtシリーズのF1.4な大口径レンズなのもあり、背景をぼかしつつもキリっとしたシャープさを活かした撮影ができます。

最短撮影距離は30cmと被写体に寄って撮影できるので、テーブルフォトからマクロレンズのような使い方もできます。

フィルターサイズは67mmと最近多くのレンズが採用しているサイズとなりNDフィルター等の使い回しがしやすいのも魅力です。

ポイント

サードパーティーで評判の高いタムロンのズームレンズたちも67mmです。

レンズのマウントはソニーのミラーレスカメラで利用できる、EマウントとライカのLマウントと2種類展開しています。

焦点距離が35mmとカメラの撮影においては標準域の基本となるものなので、これ1本で様々な撮影に対応できるレンズと言えます。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 製品仕様
エディションナンバー A021
レンズ構成 11群15枚
フォーカス AF/MF
フルサイズ対応
画角 63.4°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 30cm
最大撮影倍率 1:5.4
フィルターサイズ φ67mm
最大径 × 長さ L マウント:φ75.5mm × 109.5mm
ソニー E マウント:φ75.5mm × 111.5mm
質量 L マウント:645g
ソニー E マウント:640g
同梱内容 ロック付花形フード LH728-01、ケース
大口径F1.4ならではの大きく美しいボケ味はもちろん、各収差を徹底的に抑制し画面周辺に至るまでシャープな描写性能を実現。ミラーレス専用設計だからこそ可能な小型軽量化されたレンズボディには、プロフェッショナルユースを意識した充実の機能、そして快適なオートフォーカスも備えています。

ミラーレスカメラ用に再設計された35mmのArtレンズ

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 外観

ArtレンズにあるAのマーク

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Artは2012年に販売されたSIGMAのArtシリーズの1号機、「35mm F1.4 DG HSM | Art」をミラーレス用として新しく設計されたレンズです。

Artシリーズ1作目である前モデルのレンズクオリティー、コストパフォーマンスの良さが非常に好評だったのもあり「SIGMAのArtレンズはおすすめだぞ!」と多くのカメラマンから評価されるようになりました。

Artシリーズとは?

圧倒的な描写性能。表現者のためのレンズ。を公式がうたっているレンズ。
その言葉どおり光学性能、描写性能を第一に考えられたレンズながら、必要機能に絞ることで純正と比較するとコストも抑えられています。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

レンズ性能は高くSIGMAのArtレンズ特有のボケ味を活かしながらシャープでキリっとした描写の解像感が撮影していて心地よいです。
またフレアやゴーストも抑えられている設計となっています。

重さの点でも重量640gと、前モデルの755gと比べて軽量化しています。
Artシリーズは重量が重めになる傾向があるのでこれはかなりのプラスです。

できるだけ装備を軽くしたいのがやはり心情

レンズ側の性能が高い反面、他の35mmレンズと比べると重量やサイズが重い、収差補正機能もカメラボディ側の機能に任せたりと割り切っている部分があります。

しかし一番の競合レンズのソニーの35mm F1.4のGMレンズと比べると半額以下とコストパフォーマンスに優れているレンズと言えます。

SIGMA Artレンズは広角から望遠までと様々な画角で用意されてますがこれらもおすすめです。

圧倒的な光学性能と充実の撮影機能を凝縮。 「20mm F1.4」を切り拓いたSIGMAが提案する星景レンズの決定版。開放F値1.4・超広角20mmというSIGMAだけに存在するレンズをミラーレスに最適化したSIGMA 20mm F1.4 DG DN | Artは、クリアでシャープな画づくりを第一に掲げ、抜群の光学性能とコンパクト化を実現しました。
ポートレート用レンズの代名詞とも言える85mm F1.4というスペック。光学性能を追求するArtラインでは、光学設計技術とSIGMA生産拠点・会津工場の生産技術を惜しみなく投入することで、ポートレート撮影に必要とされる繊細な描写をプロ・ハイエンドユーザーの使用に耐えうる高い次元で実現しています。
135mmという焦点距離がもたらす圧縮効果とF1.8の大口径が生み出す大きなボケを活かすため、軸上色収差を徹底的に排除し、高コントラストでヌケが良いクリアな画質を実現しました。5000万画素以上の超高画素デジタル一眼レフカメラに対応する高い解像力を達成するとともに、ガラス素材の採用で、絞り開放から周辺部にいたるまで、徹底的に全ての基準を見直した、望遠レンズの基準となる135mmです。

ポイント

SIGMAの135mmのArtレンズはポートレートではまさに必殺技のように使ってる愛用レンズです!

35mmとスタンダートな焦点距離で万能に撮影

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

35mmと言う焦点距離は「広角の終わり、標準の始まり」と言われており、50mmの焦点距離と並ぶスタンダートな画角です。

画角としては広すぎず、狭すぎずと言う距離感で35mmが1本あればスナップ、ポートレート、物撮りと様々なシチュエーションに対応できます。

ポイント

引いて広角、寄って被写体を活かした写真とフットワークが鍛えられるのが35mmの単焦点レンズです。
角度をつけることでパースを活かした撮影ができるのも魅力です。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Artはフルサイズ対応のレンズですが、APS-C用のカメラに装着するとその特性から焦点距離が1.5倍されることで52.5mmと50mmに近いもう1つの基本焦点距離のレンズとしても使えます。

またα7IIIをはじめとしたフルサイズ機種には「Super35mmモード」ボタン1つで1.5倍のAPS-C画角で撮影できる機能があります。

Super35mmモードとは

焦点距離をAPS-Cの範囲に合わせて1.5倍ズーム(クロップ)して撮影できる機能。
この機能を使うことでAPS-C専用のレンズでも撮影が可能に。
α7IIIの場合だと約2420万画素での撮影のところ、約1100万画素での撮影に。

Super35mmモードを使うと画素数が低下しますが、SNSでアップする写真で考えれば殆どわからない範囲で撮影でき、動画の場合ならば4Kでも800万画素ほどしか使わないのでデメリットなしで使える機能です。

35mmと50mmと広角側と望遠側、両方の基本画角をレンズ1本でカバーできるのでかなり撮影がしやすくなります。

実際に撮影してるとかなり使い勝手が良いです

絞りF1.4の暗所にも強い背景をぼかした撮影が可能

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

SIGMA 35mm F1.4 DG DN ArtはF1.4のボケ味を活かした撮影ができます。
これにより注視させたい被写体はシャープに映しながらも背景をキレイにボカすことができます。

その描写力の高さからArtレンズを使って撮影する際にカメラのファインダーを覗くだけで「おぉ…!」と声をだしてしまうほどです。

シャープさとコントラストはF1.4の絞り開放値からでも良好で、背景のボケ味からピント範囲を変えたいときにF値を触るぐらいで使っています。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

ポイント

F2.8に絞ることでシャープネスとコントラストはより改善されます。
夜景などでの光源の撮影でもF2.8まで下げると綺麗なボケ玉に近づきます。

またボケ味以外の点でも明るく撮れるレンズなことから夜景や星空撮影にも使いやすいのが魅力です。

オートフォーカスも高性能で動画撮影レンズとしても

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art

オートフォーカスの点ではステッピングモーターを採用しており、素早いピント合わせと動体追従性に優れおりAFスピードも十分高速です

使っていて「AFが遅いな」「ピントが合いづらいな」と思うことは殆どなく、競合のソニー純正である35mmGMレンズとAFにおいては実用的な面でもそこまで差がないと評判です。

ピント位置を合わせた際に画角が微妙に変化するブリージングはソニーGMレンズより少ないとのことなので、35mmでF1.4の数値でぼかした動画撮影をしたい際のレンズとしては向いているといえます。

高級感のあるレンズボディーに各種ボタン機能も完備

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 外観

レンズの外観は高級感があり安っぽさもなくがっしりとした作りとなります。

ピントを合わせるフォーカスリングも滑らかに回転し、AFとMFを切り替える物理スイッチもついています。
それによりMFでのマニュアル撮影でも気持ちよい操作感で撮影できます。

またレンズ側面にカメラの任意の機能を割り当てられるAFLボタンもついているので使い勝手にあわせたカスタマイズにも対応されています。

レンズに絞りリングも搭載されており、1/3ごとに目盛りがついておりこれを操作することで手動で絞り値を変更できます。
またこの絞りリングの操作を静音化できるリングクリックスイッチと、絞り値を各ポジションで固定するロックスイッチも搭載されており、外観からの操作性の高いレンズとなります。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art

外観に各種ボタンを搭載されています。

絞りリングのロックとは

Aの位置でONにすると絞りリングはAで固定。それ以外の位置でONにすると指定位置でロック。
動画撮影時に絞り値が誤作動で変わってしまうことを防止できます。
また補足ですがAの位置にしないとカメラ側でF値が変更できません。

花形のプラスチックフードも付属されており、フード側にロック機能がついている珍しい作りとなっています。

耐久性の点ではレンズ自体に防塵・防滴の加工もされているので小雨などの環境でもあまり気にせずにガシガシ利用できるのも魅力です。

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Artの作例

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 作例

浅緋 桃さん(Twitter:@Ruki_asaake)

しょうごさん(Twitter:@Shogo_abys)

まとめ

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Art 外観

SIGMA 35mm F1.4 DG DN Artについてレビューしました。

ソニーのフルサイズミラーレスで利用できる35mmの単焦点レンズですが、解像感もよくArtレンズならではのボケ感からシャープさを活かした撮影ができる高水準なレンズです。

競合のソニーGMレンズとほぼ同程度の性能を誇りながら価格は約半額以下とかなりコストパフォーマンスに優れています

実際自分もSIGMA 35mm F1.4を購入してからはこのレンズで撮れる写真が好みすぎて付けっぱなしにしている時間が長くなり、撮影自体にいく頻度もぐっとあがりました。

このレンズのファインダー越しに見える景色が好みなのもあり、まさに使ってる最中から撮影後の現像作業も楽しいレンズです。

「性能の高い35mmの単焦点レンズが欲しい」「もっと楽しく写真を撮影したい」そんな風に考えている方にSIGMA 35mm F1.4 DG DN Artはおすすめなレンズです。

大口径F1.4ならではの大きく美しいボケ味はもちろん、各収差を徹底的に抑制し画面周辺に至るまでシャープな描写性能を実現。ミラーレス専用設計だからこそ可能な小型軽量化されたレンズボディには、プロフェッショナルユースを意識した充実の機能、そして快適なオートフォーカスも備えています。

タムロン 望遠ズームの大三元レンズ。ポートレート撮影でめっちゃ使ってます。

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けーすけ

けーすけ

写真好き、旅好き、アウトドア好きな人。最近は動画の編集も勉強中。比較的多趣味で興味があることはなんでも試してみたくなる人。 当サイトではそんな管理人が「撮影やデザイン制作のクリエイティブ関連情報」をはじめ、「人生をクリエイティブに生きる」ために役立つ情報をお届けいたします。ご連絡の場合はお問い合わせフォームからお願いします。

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