Adobe Creative Cloud(アドビ クリエイティブクラウド)、通称Adobe CC。
イラストを描く人、写真を編集する人、動画を制作する人にとっては欠かせないサービスです。
ただ、いざ使おうとすると「アプリの使い方が分からないまま終わりそう」と感じませんか?
「Photoshopは触ったことがあるけど、他のアプリは全然わからない」
「YouTubeを始めたいからPremiere Proを覚えたい」
「独学で始めたけど、途中で止まってしまった」
そんな方に向けて用意されているのが、オンラインスクール「デジタルハリウッド(デジハリ)」のAdobeマスター講座です。
Adobeの主要アプリの基礎を動画で学べる講座に、Adobe Creative Cloud Pro(学生・教職員個人版)1年分のライセンスがセットになっています。「スクール」という名前ですが、社会人でも受講できるのが特徴ですね。
今回は、実際にこの講座を受けてみた感想も交えながら、講座の内容と受講の流れをご紹介します。
この記事がおすすめな人
・Adobeのアプリをこれから学びたい人
・独学で始めて途中で止まってしまった人
・社会人でAdobeの講座を探している人
目次
01. デジハリONLINEのAdobeマスター講座とは

デジタルハリウッドは、約20年にわたり教育ノウハウを積み重ねてきたWeb・IT分野に強い有名スクールです。
その通信講座版である「デジハリONLINE(デジハリ・オンラインスクール)」で提供されているのが、Adobeマスター講座です。
この講座は、Adobeの主要アプリの基礎を学べる動画教材と、Adobe Creative Cloud Pro(学生・教職員個人版)1年分のライセンスがセットになっています。受講料は68,800円(税込)です。

アドビ プラチナスクールパートナー認定校です
デジハリ・オンラインスクールは、Adobeが認定する「アドビ プラチナスクールパートナー」です。
アドビ スクールパートナーは、Adobeが公認したスクールが講座とAdobe製品のライセンスをセットで提供できる制度です。デジハリはその中でも最上位のプラチナ認定を受けています。
Adobeが公認している制度なので、正規ライセンスとして安心して使えます。受講者は「スクールの受講生」という扱いになり、講座とセットで学生・教職員個人版のライセンスが提供されます。
02. Adobeマスター講座で学べる内容
Adobeマスター講座は、デジハリONLINEで本格的な講座を受講する前の入門講座という位置づけです。
IllustratorやPhotoshopなど、各アプリケーションの特徴と基本操作を、動画講習を見ながら学習できます。
学習できるアプリ
- Illustrator基礎
- Photoshop基礎
- Dreamweaver基礎
- Premiere Pro基礎
- After Effects基礎
グラフィック、Web制作、動画編集と、分野の違う5つのアプリをまとめて学べるのが特徴です。
さらに近年のカリキュラム改定により、生成AIを使った最新の制作技術まで学べる内容になっています。Adobeのアプリは年々AI機能が増えているので、ここが含まれているのは嬉しいところですね。
教材素材をダウンロードして手を動かせます
動画を見るだけでなく、教材素材もダウンロードできます。動画と同じ素材を使って、実際に手を動かしながら進められる形ですね。
ポイント
動画と同じ素材が用意されているので、作例とまったく同じものを作りながら学べます。手順のズレが出ないので、基礎を身につけたい人には安心な作りですね。

03. 実際に受講してみた感想

画像:Adobe公式サイトから引用
ここからは、実際に受講してみた感想を書いていきます。自分はPremiere Proの講座を中心に視聴しました。
基礎の基礎から学び直せました
いちばん良かったのは、基礎の基礎から順番に組み立てられていることです。
すでに触ったことのあるアプリでも、改めて最初から見ていくと自己流で覚えていて抜け落ちていた部分に気づけました。独学だと、どうしても必要なところだけつまみ食いになりがちなんですよね。

不要な部分を飛ばせるのが良かった
決まった時間に受ける形式ではないので、すでに知っている内容は飛ばして進められます。
自分の場合、知識として持っている部分はスキップして、必要なところだけじっくり見る、という進め方ができました。限られた時間で学ぶ社会人にとっては、ここがかなり助かるところだと思います。
Premiere Proで動画を作れるようになりました
受講後の変化としていちばん大きいのは、Premiere Proで実際に動画を作って公開できるようになったことです。
細かなテクニックも知ることができたので、作業そのものも速くなりました。独学のころと比べると、仕上がりも作業時間もまったく違います。
受講してみて感じたメリット
・知っている部分は飛ばせるので、時間を無駄にしない
・素材を使って手を動かせるので身につきやすい
・分野の違う5つのアプリを一度に触れる
04. 受講期間とサポート内容
Adobeマスター講座の基本情報をまとめます。
| Adobeマスター講座 基本情報 | |
| 講座名 | Adobeマスター講座(Adobe CC ライセンス付属) |
| 受講料 | 68,800円(税込) |
| 動画視聴期間 | 3ヶ月 |
| 学習形式 | オンライン動画(教材素材のダウンロードあり) |
| 学べるアプリ | Illustrator / Photoshop / Dreamweaver / Premiere Pro / After Effects |
| 付属ライセンス | Adobe Creative Cloud Pro(学生・教職員個人版)1年分 |
| 支払い方法 | クレジットカード / 銀行振込 / コンビニ決済 |
※受講料は参考価格です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
動画の視聴期間は3ヶ月です
動画教材を見られるのは申し込みから3ヶ月間です。
なお、Adobe Creative Cloudのライセンスはシリアルコードを登録してから1年間使えます。講座の視聴期間とライセンスの期間は別なので、そこは混同しないようご注意ください。
ポイント
3ヶ月という期間は、実際に受けてみてちょうどいい長さだと感じました。期間が長すぎても、忙しいとつい後回しにしてしまうんですよね。「この日までにやる」という締めが近くにあるほうが、自分には合っていました。
課題の添削サービスは付属していません
Adobeマスター講座は動画教材による自習形式の講座です。課題を提出して添削してもらうサービスは付属していません。
素材を使って自分で手を動かしながら進める形になります。

デジハリ生専用ストアが使えます
受講生になると、デジタルハリウッド生専用の「デジハリストア」を利用できます。After Effects用のプラグインやフォントなど、各メーカーの協力によってアカデミック版の販売が認められている商品が並んでいます。
※在籍期間などの条件で対象外になる商品もあります。詳細はデジハリストアへ直接ご確認ください。
05. 受講後のスキルチェックと検定
動画を見終わったあと、「自分はどれくらい身についたんだろう」と気になる方も多いと思います。
デジハリでは、Adobeマスター講座の受講後に「アドビ認定プロフェッショナル」でのスキルチェックをすすめています。
アドビ認定プロフェッショナルは、アドビが公認する国際認定資格です。Adobe Creative Cloudを扱うスキルがあることを証明できます。
習得度を自分で確認する方法
検定を受ける前に、自分で習得度を確かめる方法もあります。
習得度を自己診断するには
・教材素材を使わず、自分で用意した素材で同じものを作ってみる
・動画を見ずに、最初から最後まで通して作れるか試す
・作りたいものを1つ決めて、完成まで持っていけるか確かめる
動画と同じものが作れるだけでは、まだ手順をなぞっている段階かもしれません。素材を変えても同じ結果にたどり着けるかが、身についたかどうかの分かれ目だと思います。
そのうえで、客観的な証明が欲しい方はアドビ認定プロフェッショナルを目指してみるのがいいですね。就職や転職、フリーランスとして仕事を取るときの材料にもなります。

06. Adobeマスター講座の申し込みの流れ
申し込みはすべてWebで完結します。手続き自体は10分ほどで終わります。
申し込みの手順
- 公式サイトで「この講座のお申し込み」をクリック
- 講座内容と注意事項を確認してチェックを入れる
- 必要事項を入力して申し込み
- 届いたメールに従って受講料を支払う
- 受講者IDとシリアルコードがメールで届く
- Adobeアカウントにシリアルコードを登録して利用開始
インストールの手順や登録方法は、受講者IDと一緒に届くメールに詳しく書かれています。順番に進めれば問題なく使えるようになりますよ。
ポイント
支払い方法はクレジットカード、銀行振込、コンビニ決済から選べます。すぐに始めたい場合は、入金がすぐ反映されるクレジットカードがおすすめです。
土日・祝日でも申し込みの受付とシリアルコードの発行は可能です。ただし銀行振込の場合は入金確認が各行の営業時間になるので、急ぐ場合はご注意ください。
07. 受講前に知っておきたい注意点

画像:Adobeから引用
申し込む前に確認しておきたい点をまとめます。
ライセンスの取得は1つのAdobeアカウントにつき1回まで
2026年7月ごろからスクール購入が1アカウント1回のみに
また、別のスクールに乗り換えての更新も同様にできません。

申し込みから45日以内に学習を始めてください
Adobe社の規定により、お申し込み後45日以内に学習システム「Any」へのログインが必要です。
45日以内にログインが確認できない場合、Adobe Creative Cloudの利用が停止される場合があります。申し込んだら、まずは学習システムにログインしておきましょう。
すでにAdobe CCを契約している場合
現在の契約状況や残り日数によって対応が変わります。申し込み前にAdobe社のサポート窓口へお問い合わせください。
その際、デジハリ・オンラインスクールで学習するため1年間の教育ライセンス版へ切り替えたい旨を伝えると話が早いです。
国内在住の方が対象です
デジハリ・オンラインスクール受講のためのAdobe CCライセンスは、国内在住の方に限り利用できます。海外から受講する場合、ライセンスは自分で用意する必要があります。
デメリットと、向いていない人
正直に書きますが、「学びたいアプリが1つも決まっていない人」には、あまりおすすめしません。
「なんとなくAdobeを触ってみたい」という段階だと、動画を見ないまま終わってしまう可能性があります。イラストを描きたい、写真を編集したい、動画を作りたい。どれかひとつでも明確な目的があるかどうかが、けっこう大事なポイントですね。

08. まとめ

今回は、デジハリONLINEのAdobeマスター講座について、実際に受講した感想を交えて紹介しました。
Illustrator・Photoshop・Dreamweaver・Premiere Pro・After Effectsの5つのアプリの基礎を、動画と教材素材を使いながら学べる講座です。受講料は68,800円(税込)で、Adobe Creative Cloud Pro(学生・教職員個人版)1年分のライセンスが付属します。
ポイント
・分野の違う5つのアプリの基礎をまとめて学べる
・生成AIを含む最新のカリキュラム
・教材素材をダウンロードして手を動かしながら進められる
・動画の視聴期間は3ヶ月。ライセンスは登録から1年間
・社会人でも受講できる
・受講後はアドビ認定プロフェッショナルでスキルを証明できる
自分はPremiere Proの講座を受けて、実際に動画を作って公開できるようになりました。独学でつまずいていた部分が、基礎から順番に見ることで整理されたのが大きかったと思います。

網羅的な基礎を講座で学んだあと、個別のテクニックはYouTubeなどで補っていく。この進め方が自分には合っていました。まず土台を作りたい方には、いい選択肢だと思います。
Adobeのアプリをこれから学びたい方は、講座の詳しい内容を公式サイトでチェックしてみてはいかがでしょうか。
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