小型な手のひらサイズでジンバル内蔵のビデオカメラ DJIのOsmoPocket(オズモポケット)。
手ブレもなくスムーズな動画撮影がおこなえることからVlogなどの外での歩き撮影には最適な機材の1つと言えます。
今回はそんなOsmoPocketでのVlog撮影をさらにサポートする専用アクセサリーのコントローラーホイールをご紹介します。
コントローラーホイールはDJI Pocket2にも装着可能!
OsmoPockeの新型のDJI Pocket2にもコントローラーホイールは装着可能です。DJI Pocket2に付属しているホイールより機能も多くサイズも大きいので使いやすいのが魅力です。
【追記】2023年11月にOsmoPocket3が発売!
OsmoPocketシリーズの新型としてOsmoPocket3が発売されました!
性能はPocket2から大きく向上され、Vlogカメラとしてもかなり完成度の高いジンバルカメラになります。詳細レビューは下記でご確認ください。
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目次
融通がきかないジンバルの操作がコントローラホイールで自由自在に!
OsmoPocketに備わっているジンバルとは水平を保ったり上下左右の揺れを吸収することができる機能です。
内蔵されたジャイロの効果で手持ちでは考えられないブレのないスムーズな撮影が可能です。
しかし逆に機械的なジャイロに従った制御がされることから、上下・左右の方向と撮影者が撮りたいものにカメラの向きを合わせるのがちょっと特徴的で難しいのです。
視点移動しやすい撮影モードにしていても、空や地面を映そうとすると手首をかなりひねった角度にする必要があったりします。
それらの動作を自由に制御できるようにするのがOsmo Pocketの専用アクセサリであるコントローラホイールです。
ポイント
軽量でシンプルなオプション。重量は9.7g。
OsmoPocketのユニバーサルポートに接続するだけですぐに利用可能。
上下・左右のジンバル操作が直感的にやりやすくなる!
コントローラーホイールは名前の通り上下に回せるホイールがついており、ホイールを操作することでOsmoPocket本体を動かさずにカメラ向きの上下操作がおこなえます。
ポイント
ホイールをまわすだけの直感的な操作でカメラの向きを変更!
ホイールの下にあるスイッチの切り替えでカメラの稼働方向が上下から左右の移動に変更されます。
コントローラーホイールを使わない場合、上下の移動はOsmoPocket本体の小さな液晶の端っこをスワイプしないとできません。これがなかなかにやりにくい。
ですが、コントローラーホイールがあれば歩きながら画面を見なくても親指だけで操作できます。
自由度ではかなりの大きな差です。実際使ってみるとほんと楽ですよ、コレ。
コントローラーホイールはDJI Pocket2にも装着可能!
OsmoPockeの新型のDJI Pocket2にもコントローラーホイールは装着可能です。DJI Pocket2に付属しているホイールより機能も多くサイズも大きいので使いやすいのが魅力です。
ボタンひとつでカメラ反転操作・ジンバルモード切り替えができて簡単
コントローラーホイールには2つのボタンがついていますがこれがなかなかに使い勝手が良し。
・右のボタン:通常撮影、自撮り撮影のモード変更。長押しで撮影モードをチルト固定。
液晶の操作でも変更できる部分ですが、やっぱり物理ボタンでの操作変更は簡単でGood。
また右のボタンを押し続けてる間だけのチルト固定に変更は、コントローラーホイールがないと使えない機能だったりします。
これ、案外知らない方も多い機能ですが、歩いている最中だけ固定にしたい時など、いざ使ってみると結構便利です。
コントローラーホイールの装着時では持ち運びには少し難あり?
コントローラーホイールはOsmoPocketno操作性がグッとあがるナイスなアイテムですが、OsmoPocketのウリは持ち運びに優れたポケットに入る超小型なジンバルカメラという点です。
ですので携帯性は大事な部分ですが、残念ながらコントローラーホイールをつけた状態では本体を買った際に同封されているケースに収納できません。
参考
残念ながらちょっと引っかかる…。
持ち運びの際にはケース収納時に取り外すか、別途サードパーティで販売されているカメラ部分を保護するカバータイプに変更するといいですね。
ポイント
一番保護したいジンバル部分のみを保護するプロテクター。ポケットにいれるならこれが一番かな?
他のOsmoPocketアクセサリとの組み合わせ例
カメラ部分を保護するカバータイプとの組み合わせをお話しましたが、実際の撮影運用にあたってその他のアクセサリと組み合わせた場合どうなるのかを少し紹介します。
Ulanzi 多機能 拡張ケース
OsmoPocketのアクセサリを数多く販売しているUlanziの拡張ケースです。
他のアクセサリーと接続できるマウント部分が多く、三脚や自撮り棒、外部マイクやビデオライトなどを使う際には便利なケースではありますが、残念ながらこちらの拡張ケース利用時にはコントローラーホイールを取り付けることができません。
参考
若干はいりそうなスペースがあって「おお…?」となったけども、微妙に上部が引っかかる…。
ただ調べてみるとケースの引っかかる部分を自分で削り使えるようにしている人もいたのでここは要カスタマイズですね。
DJI OSMO POCKET用 シリコンケース+ネックストラップ
自分もまだ購入していないアクセサリではありますが、こちらのケースを利用すればコントローラーホイールをOsmoPocketにつけた状態で収納できます。自分もいつか買おう、うん。
USB-C & USB-C ケーブル
コントローラーホイールを取り付ける場所は、OsmoPocketとスマートフォンを接続するために使うユニバーサルポートになります。
それによりスマートフォンと接続する専用アプリのDJI Mimoを使う場合はコントローラーホイールを外す必要があるように思えます。
しかし実はOsmoPocket下部にあるUSB-Cのポートを使ってもスマートフォンとの接続が可能です。
最近のAndroidの場合はUSB-C &USB-Cのケーブル、iOSの場合はUSB-C & Lightningのケーブルを準備することでコントローラーホイールを使いながらでもDji Mimoのアプリを利用できます。
まとめ
コントローラーホイールはOsmoPocket本体を買ってしばらくしてからゲットしたアクセサリーになりますが、撮影のしやすさは格段にあがります。
OsmoPocketの歩き撮りでは必須レベルの便利アイテムと言えます。
コントローラーホイールと合わせて、気軽に手ブレしない動画撮影ができるOsmoPocketをポケットにいれて休日に撮影にでかけてみてはいかがでしょうか。
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