MetaQuest2を購入した際に汗対策として絶対に追加で買って欲しいアクセサリーがフェイスカバーです。
それと言うもののMetaQuest2はVRゴーグルの目に当たる部分がスポンジ製となっており、このまま何も対策をせず汗をかく運動量の高いアプリをするとスポンジが汗を吸収してしまい、再装着に抵抗があるほどのヒドい状態になります。
装着感のみならず衛生的にもよくないことから、汗対策としてサードパーティーのシリコン製のフェイスカバーがMetaQuest2販売当時から多く販売されており、自分もこちらの商品を使っていました。
追記 フェイスカバーが基本セットに付属
2021年8月24日にQuest2の128GBモデル販売に合わせて基本セット内にシリコンカバーが付属されるようになりました。
その効果は抜群で「これがないと運動系アプリはできない!」と言う改善度ではありましたが、くもりやすい、蒸れるなど細かい部分で悩みがありこれらの点がどうにかならないかなーと不満に思ってました。
そんな中でMetaQuest2販売から半年以上たってからAmazonで新しく見つけたのがPUレザー製のAMVRフェイスカバー。
商品ページの説明や画像をみて「これだ!」と即ポチって買った本アクセサリー。
今回はMetaQuest2の装着感をさらにアップさせVRゴーグルの汗対策もできるAMVRフェイスカバーのレビューをしていきます。
製品名がOculusQuest2からMetaQuest2に変更
発売当初ではOculusQuest2の名称でしたがFacebookがMetaに社名変更されたのと合わせて製品名がMetaQuest2に変更されました。名前は違いますがどちらも同じガジェットになります。
目次
汗対策で使えるPUレザー製のMetaQuest2専用フェイスカバーセット
AMVRフェイスカバーはMetaQuest2のVRヘッドセットに装着できるアクセサリーセットです。
PUレザー製のフェイスカバーで通気性と防水性に優れ、清掃がしやすく汗も簡単にふき取ることができます。
クッション性にも優れている素材で装着感を上げつつも汗やくもりなどの問題を解消させた没入感の高いVRゲーム、運動ができます。
カバーをゴーグルの上から被せるタイプではなく、通気性に考慮した専用のフェイスブラケットに対して各種パーツを装着していく形となります。
AMVRフェイスカバー 付属アクセサリーの一式
- Meta Quest2フェイシャルインターフェースブラケット
- Meta Quest2フェイスカバー(8mm / 12mm)
- サイドウェッジフォームパッド × 2
- 漏れ防止ノーズパッド
- MetaQuest2 VRレンズカバー
- ユーザーマニュアル
メガネユーザーにも配慮されている作りで、窮屈さを感じている方などは装着感の調整もしやすい仕様になっています。
フェイスブラケットのカラー展開もブラック、ホワイト、オレンジの3色あり、見た目も好みに合わせたカスタマイズが可能です。
販売価格は他のフェイスカバーと比べると若干割高ですが、機能性の高さ、パーツの豊富さから考えるとお買い得感があります。
ゴーグル内の空気を循環させる通気口付きのフェイスブラケット
AMVRフェイスカバーにはMetaQuest2にデフォルトで付いているフェイスブラケットと交換して使う専用のフェイスブラケットパーツが付属されています。
このフェイスブラケットの上部には通気口、排気口が付いている独自のデザインのものになっており、運動時にVRゴーグル内でくもりの発生に繋がる熱を外部へ排出できる仕様となっています。
ポイント
ブラケット装着後に上部から見ても通気口の穴が確認できます。
購入前に「おぉ!?」と思わされたポイントの1つです。
またMetaQuest2の既存のブラケットはプラスチック製ですが、AMVRフェイスカバーのブラケットは柔らかく弾力性のある特殊素材のTPUとなります。
その素材の性質から顔とゴーグルとの密着感が高くなり、身体を動かしたときに発生する縦や横のブレも軽減されます。
シリコンカバーにはないPUフォームカバーのクッション性によるフィット感
AMVRフェイスカバーのゴーグルと顔が当たる部分は交換可能なPUレザーのフェイスパッドとなります。
PUとはポリウレタンの略で、素材としては柔らかさとしなやかさを取り揃えているのが特徴です。
本革(天然皮)に近い質感で、柔軟で弾力性に優れており疑似的な本革としては最高峰です。
実際に装着してみると肌にあたる感触が包まれる感じがあり良好で、デザイン的な見た目も何も装備していないMetaQuest2と比べだいぶカッコよくなります。
また安価なPVC(塩化ビニル樹脂)レザーと比べると通気性に優れており撥水性も高くなっています。
ポイント
素材のみならずPUフォームカバー自体にも細かな通気孔があり熱がこもりにくい加工がされています。
メンテナンスはタオルやティッシュなどで拭くだけと非常に簡単なので、PUレザーはVRゴーグルのフェイスカバーとして最適な素材と言えます。
またこのPUフォームカバーは8mm用と12mm用と2つ付属されています。
装着感に合わせて好みの厚さを選択でき、装着自体もフェイスブラケットに付いているマジックテープに合わせるだけなので利用ごとのフォームカバーの使いまわしも簡単です。
顔に合わせたフィット感・鼻の隙間用などの各種調整パーツも付属
PUフォームカバーだけでも良好な付け心地ですが、AMVRフェイスカバーのセットにはさらに装着感を増すための各種パーツが付属されています。
その1つとして小さいサイズのサイドウェッジフォームパッドが2つ付属されており、目じりからこめかみ部分に追加で装着することでPUフォームカバーのフォット感を人それぞれ違う顔の形に合わせての調整ができます。
またVRゴーグルを装着時に鼻の隙間を埋めるノーズパッドもセットに含まれています。
MetaQuest2が比較的鼻が高い西洋人の顔向けに作られているのもあってか、通常ではVRゴーグルと鼻の隙間が出来てしまい、光が漏れ込むだけならず少し目線を下げるだけで否が応でも外の情報が見えてしまいます。
しかしこのノーズパッドを取り付けることで鼻の隙間が埋まり、外の情報をシャットアウトすることができます。
ポイント
フィット感もかなり良く自分の場合だと完全に外の情報が入らなくなりました。
鼻の隙間問題はVRの没入感を上げるためにはかなり重要なポイントになります。
また装着感を上げるパーツではないですが、VRレンズを保護するレンズカバーも付属されています。
VRゴーグル未使用時にレンズ部分に被せることで、傷や汚れから大事なVRレンズを保護できるので外へ持ち運びをする際にも安心です。
装着しての全体の感想・シリコン製フェイスカバーとの比較
アクセサリーとしてはシリコン製のフェイスカバーから乗り換える形で今回AMVRフェイスカバーを導入しましたが、比較するとVR体験をする上で様々な点が改善されました。
- 顔へのフィット感が向上した
- 運動中のゴーグルのズレが少なくなった
- FitXRなどの運動中に映像の縦のブレが少なくなった
- シリコン製カバーよりムレが軽減された
- 鼻の隙間からの入り込みがさらにシャットアウトされた
- 汗がゴーグル中に溜まることが減った
まず圧倒的に変わったのは顔へのフィット感です。
シリコン製は今まで汗対策としては必須なアクセサリーでしたが、個人的に肌さわりは好みではありませんでした。しかし肌に当たる部分の素材がPUレザーになったことで付け心地としてはかなり向上しました。
またフェイスブラケット自体が弾力性がある素材になったことで装着感や安定感がグッとあがりました。
ポイント
いままではエリートストラップで後ろのダイヤルで強く固定した際には、圧による痛さを感じてましたがその点もかなり和らぎました。
装着感の点ではQuest2のストラップも複数比較したので下記記事も参考にしてみてください。
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VRゴーグル内の汗によるムレや熱も通気性が向上したことで、くもりや汗による視界不良も改善されました。
また購入したシリコンカバーの種類にもよりますが、MetaQuest2に被せるタイプなことから運動中にズレたりなどもありましたがそれも無くなりました。
またシリコンカバーも鼻の隙間から光を遮断するノーズパッド付きでしたが外の情報をより遮断できるようになったのが良いポイントです。
ポイント
フェイスカバーはOculusQuest2の汗対策としては必要なアクセサリーです。
費用を安く収めて試したいならシリコンカバー、装着感も含めて使い勝手を向上させたいならAMVRフェイスカバーがおすすめです。
一緒に使いたいVRグッズ くもり止めクロスVR
AMVRフェイスカバーをMetaQuest2に付けたことで汗によるくもりの頻度は確かに減りましたが、それでも運動量の多いアプリをおこなうと「ちょっと曇ったか?」と感じてしまう時があります。
それでも感じるVRゴーグルのくもり問題は「くもり止めクロスVR」で解消できます。
使い方は簡単で運動前にVRグラスをメガネ拭きなどで綺麗に拭いた後に、クリーニングクロスのような形状のくもり止めクロスVRで「はぁー」と息を吹きかけてから拭き取るだけ。
これだけでMetaQuest2をつけて激しい運動やトレーニングをしても全く曇らなくなります。
50回ほどは繰り返し使うことができ、一度拭いてから24時間は効果が続くとのことでしたが、体感としては24時間たってからも曇りにくい効果は実感できました。
ポイント
くもり止めクロスVRを先に導入しその効果が非常に強いのもあってか、AMVRフェイスカバーへの交換によるくもり効果減少の実感が薄くなってしまった可能性は多いにありますね(苦笑)
少し値段はしますがくもり止めクロスVRを使うとくもりの現象は驚くほど無くなるので、没入感をさらに上げたいVR体験をしたい方には併用しての利用はかなりおすすめです。
くもり止めクロスVRの詳細については下記記事でまとめています。 2020年に購入して一番満足度が高かった商品を上げるならばPC不要の単独型VRゴーグルOculusQuest2です。 2021年で購入したものを含めても自分の中で未だその座は変わらず、外に気軽に外出で ... 続きを見る
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まとめ
MetaQuest2に追加で装着する装着感の向上からVRゴーグル内の汗対策をサポートするフェイスパッドAMVRフェイスカバーについてレビューしました。
MetaQuest2関連のアクセサリーはその人気から月増しにAmazonでも商品が多くなっており、それを観察していた中でつい衝動買いしてしまったのがこのアクセサリーでした。
シリコンカバーから乗り換えてから正直に言って弱点が見つけれないほどかなり大満足なフェイスカバーとなりました。
装着時のフィット感や、運動中のゴーグルのズレ、汗対策や鼻の隙間問題と、没入感の高いVR体験をするうえで必要な様々な課題をクリアしてくれるそんなアクセサリーと言えます。
MetaQuest2の使用感をさらにアップさせたいと思っている方にはかなりおすすめのできるアクセサリーなので是非チェックしてみてください。
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