Adobe Creative Cloud(アドビ クリエイティブクラウド)、通称Adobe CC。
イラストを描く人、写真を編集する人、動画を制作する人にとっては欠かせないサービスです。
ただ、このAdobe CC…「正規プランは高い」と感じませんか?
最新のコンプリートプラン(全アプリが使えるプラン)は、月額9,080円(税込)。
年間にすると10万円を超える金額で、趣味や副業で使いたい人にはかなり負担の大きいコストです。
もちろん必須のサービスであることに間違いはありませんが、できるなら少しでもお得に使いたいですよね。
そこでおすすめなのが、オンラインスクール「デジタルハリウッド(デジハリ)」を経由して契約する方法。
これを利用すれば、学生証がなくても学割並みの割引価格でAdobe CC コンプリートプランを使えるようになります。
今回は、Adobeの編集アプリをすでに使っている方や、これから導入を検討している方に向けて、誰でもAdobe CCをお得に契約できる方法をご紹介します。
この記事がおすすめな人
・AdobeCC コンプリートプランをお得な価格で使いたい人
・Adobeツールの学習がしたい人
目次
結構お高め!Adobe Creative Cloud(コンプリートプラン)の一般価格
Adobe Creative Cloudは、PhotoshopやIllustrator、Premiere Proなど20種類以上のアプリをまとめて使えるプランです。
個人向けには「全アプリが使えるコンプリートプラン(Pro / Standard)」「写真特化のフォトプラン」「単体アプリプラン」があり、それぞれ年間プラン(月々払い or 一括払い)が選べます。
以下は2025年8月時点の最新価格です。
プラン名 | Creative Cloud Pro(旧コンプリート) | Creative Cloud Standard | フォトプラン | 単体アプリプラン |
使用アプリ | Photoshop / Illustrator / Premiere Pro / InDesign / After Effects / Acrobat Pro / Lightroom / XD ほか20以上+生成AI機能 | 主要アプリ(AI制限あり) | Lightroom / Lightroom Classic / Photoshop / Photoshop Express / Firefly | Illustrator / Photoshop / Premiere Pro など1アプリ |
クラウドストレージ | 100GB | 100GB | 1TB | 100GB |
年間プラン(月々払い) | 9,080円/月(税込) | 6,480円/月(税込) | 2,380円/月(税込) | 3,280円/月(税込) |
年間プラン(一括払い) | 102,960円/年(税込) | 72,336円/年(税込) | 28,480円/年(税込) | 34,680円/年(税込) |
プランによって大きく違うのは使えるアプリの種類です。
公式プランの価格を見てわかるとおり、Adobe CCを正規ルートで契約すると年間10万円前後の出費になります。
特にクリエイティブを学び始めたばかりの人や、副業・趣味で使いたい人にとってはかなりハードルの高い金額です。

割引率が高い!Adobe CC コンプリートプランの学割価格
Adobe CCには、学生や教職員であれば大幅な割引を受けられる「学割プラン」があります。
一般向けの個人版コンプリートプランと全く同じ内容で、アプリやクラウドサービスを使うことが可能です。
コンプリートプラン学生・教職員版
初年度:3,280円/月(税込・年間プラン)
年間一括払い:39,362円(税込)
※2年目以降は通常価格に近づく値上げが行われる
以前は月額2,180円(税込)で利用できましたが、2025年に価格改定があり、現在は上記料金となっています。
ただし、この学割サービスはあくまで 学生・教職員限定。
購入時には在学証明や教職員証など資格証明の提出が必要です。そのため、社会人やフリーランスの方は利用できません。
つまり、学生や教職員であれば学割プランを使うのが最もお得です。
しかし「社会人でも安く使いたい!」という方にとっては残念ながら学割は利用できません。
そこで登場するのがデジハリONLINEのAdobeマスター講座です。
この講座を受講することで、学生証がなくても学割並みの価格でAdobe CCを契約できる仕組みが用意されています。
ここからは、このデジハリONLINEについて詳しく紹介していきます。
オンラインスクール デジタルハリウッド【デジハリONLINE】ってどういうサービス?
デジタルハリウッドは、約20年にわたり教育ノウハウを積み重ねてきたWeb・IT分野に強い有名スクールです。
その通信講座版である“デジハリONLINE”では、Adobe CC コンプリートプランがセットになった「Adobeマスター講座」を展開しています。
この講座は、Adobeの主要アプリを学べるオンライン学習と、Adobe CC(学生・教職員版)1年分ライセンスのセットで68,800円(税込)という価格で提供されています(2025年8月時点)。
通常のAdobe CC コンプリートプランを一般契約すると年間10万円以上かかるため、約3万円以上お得に利用できる計算です。さらに学習教材付きなので、コスト面だけでなくスキルアップという付加価値も得られます。

誰でも学生で学割!デジハリONLINEの講座のお得感
デジタルハリウッドはAdobeが公式で認定しているスクールパートナーです。
デジタルハリウッドが運営しているデジハリONLINEはアドビが指定した通信教育コースなので、誰でも学生として受講者になれます。

デジハリONLINEのAdobeマスター講座では、通常のAdobe CCのコンプリートプランと同じ学生・教職員版のライセンスがセットになっており、Adobeが提供している全アプリを1年間利用できます。
支払いは一括払いのみなので月割り払いのようには払えません。
またAdobe CCの契約が切れた1年後にも同じAdobeマスター講座を契約すれば更新も可能です。

デジハリのAdobeマスター講座で学べる講習内容
Adobeマスター講座の内容は、デジハリONLINEで本格的な講座を受講する前の入門講座の立ち位置的なもので、IllustratorやPhotoshopなどの各アプリケーションの特徴を動画講習を見ながら学習できます。
また動画を見るだけでなく教材素材もダウンロードし課題を動画講習とあわせてこなすことで、実際にソフトを使った実習形式で覚えることができます。
※視聴可能期間は3か月間
学習できるソフト内容
- Illustrator基礎
- Photoshop基礎
- Dreamweaver基礎
- PremierePro基礎
- AfterEffects基礎
あまり使ったことのないアプリをこれからガッツリ学びたい人にはありがたいですね!
ポイント
自分も動画編集のPremiereを実際に学習してみましたが、動画内容もレベルごとにわかれており学びたい講座ごとに選択できるのでわかりやすかったです。
最短10分で完了!デジハリONLINEのAdobeマスター講座の申込み
デジハリONLINEのAdobeマスター講座の申し込みはWebで申し込みします。
Webサイトに移動し、「この講座のお申し込み」をクリックすることで講座のお申込み画面になりますので、Adobeマスター講座の内容を改めて確認したうえでチェックを入れお申込みください。
申し込み後に届くメールに記載の振込先へ料金を支払うことで、受講者IDとAdobe CC コンプリートプランのライセンスがメールで届きます。
「すぐにAdobeを使いたい!」そんな時にでもすぐさま契約できるのが良きポイントです。
ポイント
支払い方法はクレジットカード、銀行振り込み、コンビニ決済から選択できます。
スピーディーに使うためにも支払いがすぐ反映されるクレジットカードがおすすめです。
Adobeのインストールの手順や、登録方法なども受講者IDと一緒にくるメール内に詳細が書かれているので順当におこなうことで問題なく利用できます。
まとめ
今回は、デジタルハリウッド(デジハリONLINE)を利用して、Adobe CC コンプリートプランを学割並みにお得に使う方法をご紹介しました。
通常のAdobe CC コンプリートプランは年間10万円以上ですが、デジハリのAdobeマスター講座なら68,800円(税込)で利用可能。しかも各種Adobeアプリの基礎を学べるオンライン講座もセットになっています。
「学生じゃないから学割は無理」と諦めていた社会人やフリーランスの方でも、この方法なら安心して大幅にコストを抑えられます。
一般価格で契約してしまうのは正直かなりもったいないと言えるでしょう。

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