テレワークなど自宅作業をおこなう機会が多くなってきた昨今、いかにして集中できる環境を作るかは作業効率化において重要です。
誘惑が多い環境の中でなかなか作業がはじめれずに効率化どころか手がつかないなんて場合もあると思います。
本当に、あると、思います(自己反省)
「集中して仕事をしたい!」「効率的に作業を進めたい!」そんな方におすすめなアイテムがAmazonから販売されているスマートスピーカー Amazon Echo(アマゾン エコー)です。
「スマートスピーカー便利だよ!」と言う言葉はよく耳にするようになってきたと思いますが、実際にテレワークなどの自宅での作業効率化においてどういう使い方ができるかという疑問もあるかと思います。
今回はその点にスポットをあてて、今や自分の生活において必需品になっているAmazon Echoの使い方やできることを紹介します。
目次
まずAmazon Echo(アマゾン エコー)ってどういうもの?
Amazon Echo(アマゾン エコー)は音声で動作できるAmazonが公式で販売しているスマートスピーカーです。
Wi-Fiが繋がっている環境ならば「アレクサ!」と声をかけて指示をするだけで音楽を流したり、天気・ニュースなどを情報を取得したり、照明や家電を制御とできることはかなり多用途です。
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Echoのシステムとなる頭脳部分「アレクサ(Alexa)」に自動的に機能が増えていくのが特徴的。
第1世代の時期から購入し使っていますがその当時と比べるとできることはかなり増えています。てか知らないうちにどんどん増えてる。
スピーカー型、画面付き、コンセントタイプと様々なモデルが販売されており、自分は丸いフォルムが可愛らしい画面付きのタイプであるEcho Spotを使ってます。見た目がキュート!
導入次点では「本当にスマートスピーカーって使えるのか?」と疑問視してましたが、いまではもう使わない日がないぐらいの相棒になってます。
丸型のEcho Spotは販売を終了しており、いまは長方形型のモニタータイプEchoShow5などが主流となっています。
テクニックその1 音楽を流す「~な音楽を流して!」
スマートスピーカーの代表的な使い方の1つですが、やはり最初にあげたいのが音楽を流すことです。
ポイント
画像付きだと曲名やアーティスト名と一緒にジャケットも表示されます。
Amazonではプライム会員になると Prime Musicのサービスを利用でき、200万曲の楽曲を聴くことができます。
さらに追加有料サービスのMusic Unlimitedに加入すると9,000万曲と言う恐ろしい数まで拡張。
自分はこれに加入して耳福なミュージックライフを送ってます。
ポイント
この記事を書く際に楽曲数を調べて知りましたが、数年前に加入した時はプライムが100万曲、Unlimitedが4,000万曲だったのに気がついたらめっちゃ増えてました。Amazonやりおる。
Echoに「(アーティスト名)の曲を流して!」「(曲名)を流して!」と言うと再生してくれますが、おすすめなリクエスト方法が大まかなイメージを伝えるやり方です。
イメージを伝える一例
- 人気の楽曲を流して!
- 朝に聴きたい音楽を流して!
- 落ち着いた洋楽を流して!
- 90年代の邦楽を流して!
- 読書するときに聴きたい音楽を流して!
- 癒やしの音楽を流して!
- 夜に聴きたいジャズを流して!
その時その時の作業のテンションにあわせた音楽を言葉だけでお願いして流してくれます。
気軽にいままで知らなかった音楽と出会えますよ。
ポイント
曲の再生と合わせて歌詞も表示され自動的にスクロールされます。便利!
また最近よくEchoにお願いするのが「よく聴く曲を流して」というもの。
よく聴く音楽を勝手に選んでランダムで流してくれるのでおすすめです。
テクニックその2 環境音を流してリラックス
「音楽は気が散るけども無音なのも耳が寂しい」と考える方におすすめなのが環境音を流すという選択です。
Amazon Echoはスキルというアプリケーションのようなものがあり、これらを特別にインストールしなくても音声で「アレクサ、(スキル名)を開いて」と伝えることで利用できます。
この環境音のスキルでおすすめなのがこちら。
婦人画報の京都の音
嵯峨野の竹林や、清水寺の鐘の音、建仁寺のお経など京都の風情を楽しめる環境音が再生できます。
またモニター付きのEchoだと選択した音源に合わせた映像も合わせて再生され、目と耳どちらでも癒やしの時間を楽しめます。
スキル利用方法
「アレクサ、京都の音を開いて」
海外のカフェの音
カフェにいる時に聴こえるガヤガヤとした音を流せるのがこの「海外のカフェの音」スキル。
ループ再生になっているので一度お願いすると目を閉じればまるでカフェにいるかのような環境になります。
「スタバのほうが集中できる!」「カフェのほうが作業がはかどる!」な方はお気に入りのコーヒーを用意してこのスキルにお願いしてみてはどうでしょう?
スキル利用方法
「アレクサ、海外のカフェの音を開いて」
テクニックその3 「ポモドーロタイマー」でポモドーロ・テクニック
作業に集中するための時間管理術として、25分作業に集中し、5分休憩を4回繰り返す「ポモドーロ・テクニック」という手法があります。
そのポモドーロ・テクニックをEchoでサポートできるスキルが「ポモドーロタイマー」です。
ポモドーロタイマー
スキルを開くと風の音、雨の音などの環境音がランダムで25分再生され、5分の休憩時間になると音声で教えてくれます。
タイマーの設定もいらずスキルを呼び出すだけで使えるのがEchoの優れたメリットです。
ちなみにフリーランスの自分は自宅で作業をする際にこのポモドーロタイマーのスキルを一緒に使ってます。
25分仕事をして、5分休憩するこのポモドーロテクニックは、テレワークなどのデスクワークで「なかなか集中できないなぁ」と困っている人におすすめですよ。
スキル利用方法
「アレクサ、ポモドーロタイマーを開いて」
テクニックその4 タイマーとして活用する
効率化で大事なのは時間を味方にすることです。
集中して作業をしてると時間を忘れてしまうことがあります。また集中するために1つの作業の締切時間を作りたいなんてのも。
そんな時にEchoをタイマーとして使うのがおすすめです。
「アレクサ、25分タイマー」、「アレクサ、1時間で教えて」と呼びかけるだけでタイマー設定できます。
少し仮眠したいなぁとソファーに転がり動きたくない時にも、その場所から動かずに一声かけるだけで設定できちゃいます。
ポイント
画面にタイマーの情報が表示されます。複数のタイマー設定も可能!
タイマー機能はスマホや据え置きの時計でも設定できる、言ってしまえばありがちな機能です。
しかし手動でタイマーをセットする手間がなくなるだけで使いやすさは倍増。
気軽にタイムキーパーとして使えるようになります。
ちょっとの休憩、ちょっとの気分転換が予想以上にダラダラと長引いてしまった経験なんてのもあるかと思います。
「タイマーが鳴ったらすぐに切り替え!」を習慣化させることでメリハリが効いた作業がおこなえますよ。
テクニックその55 わからないことをどんどん質問する
作業してる時にわからないことがあったらどんどんEchoに相談しちゃいましょう。
質問内容の一例
- 計算をお願いする 「56×18 はいくつ?」
- 単語や人名を聞く 「ポモドーロ・テクニック ってなに?」
- Echoでいま流れている曲を聞く 「この曲を教えて」
- 情報を聞く 「日本の人口を教えて」
資料などの情報を整理してるときや、知識を得るための読書をしてるときに結構使える機能です。
まさに声で使える辞書アシスタント。
いまAmazon Echoを買うならこれ!おすすめの端末
自分は第1世代のEcho Dotを使い、それから初の画面付きモデルであるEcho Spotを使っています。
発表当時に「画面付きはすごい!このSpotは流行るぞ!」と思い購入しましたが、なんと販売から1年後には終売。
いまではSpotよりも画面も大きくスペックが高く、しかも価格も安いEcho Showが販売されました。なんてこったい!
ポイント
長方形で見やすい5.5インチのコンパクトスクリーン付きモデル。
画面付きのEcho Showは他にも8インチと10インチモデルの合計3種類あります。
Spotは見た目も可愛らしくいまだにお気に入りではありますが、やはり画像の表示、特に動画の再生は横長の画面のほうが圧倒的に見やすいです。
ポイント
EchoSpotでニュースを読み上げてもらった時の画面。丸い画面に合わせて長方形表示されるので、元から長方形のEchoShowのほうが見やすいですね。
作業テーブルに気軽における点を考えると、5.5インチのEcho Show5が最適です。
価格も1万円以内とスマートスピーカーで新しく出来ることを考えればめちゃくちゃコスパが良いアイテムと言えるでしょう。
また小型とは逆に壁掛けパネルのように使える大型のEcho Show15も販売されました。
カレンダーや予定表、写真を大きく表示されたい方にはおすすめです。
最もコスパが良い月額サービス Amazonプライム会員になろう
Amazon Echoのポテンシャルを発揮させるためには年間プラン4,900円(税込)または月間プラン500円(税込)のAmazonプライム会員になる必要があります。
Amazonプライム会員になると下記のサービスを利用することができます。
Amazonプライム会員のサービス内容
- 100万曲が無料で聴ける Prime Music
- 映画・アニメが見放題のPrime Video
- Amazonでの買い物の送料無料 お届け日時指定便の利用
- 写真を容量無料で無制限に保存 Amazonフォト
- 生鮮食品から日用品まで、まとめてお届け Amazonフレッシュ
- 対象のKindle本を追加料金なしで読み放題 Prime Reading
- 対象のファッション用品を購入前に試着 プライムワードロープ
- プライム会員限定タイムセール など
正直、Prime MusicやPrime Videoだけで十分元が取れてしまうぐらいのボリューム感。
いま世間で様々ある月額サービスのなかで「Amazonプライム会員が一番コスパが良いお得なサービスだ!」と言う声も多くあがってます。
またプライム会員の方は動画の視聴から電子書籍を読めるAmazonのタブレット Fireシリーズもおすすめです。
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プライム会員でない方はEchoの導入と合わせることで確実に生活が豊かにできちゃいますよ。
Amazon Music Unlimitedで9,000万曲聞き放題!
追加でAmazon Music Unlimitedに加入することで9,000万曲の音楽が聴き放題になります。
登録曲も人気の新曲はかなり強化され、普通のPrime Musicでは習得されていないアーティストから懐かしい曲と作業用BGMで使えるジャズやクラシック、環境音など幅広く網羅されています。
30日間は無料でサービスを試すことができ、それ以後のサービス利用料は月額980円(税込)となりますが、Amazonプライム会員ならば月額780円(税込)となります。
すでに3年以上はMusic Unlimitedに加入し使っていますが音楽に困ることがなくなったので個人的にはかなり満足しています。
また今回紹介したAmazon Echoで再生するだけではなく、スマートフォンやパソコンでも再生することができ、特にAmazonから新しく発売された車用デバイスの「Echo Auto」をスマートフォンと連動させることで車内でも音声による操作で様々な音楽が再生できます。
車の中でアレクサを使う!車載専用Echo Autoのできること
amazonが公式で提供しているスマートスピーカー「amazon Echo(エコー)」 とうとうEchoの車載専用モデル「Echo Auto(エコーオート)」が日本で販売されました。 車載専用「Ech ...
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ミュージックライフを豊かにしたい方は是非に下記のAmazon公式サイトにて詳細をご確認ください。
まとめ
Amazonのスマートスピーカーを使いできることを紹介しました。
テレワークなど自宅での作業効率をあげたい!と悩んでる方にはスマートスピーカーのAmazon Echo(アマゾン エコー)はかなりおすすめです。
特に音楽好きの方からすると、ひと声かけるだけで様々な音楽を流してくれると言う機能だけでもめちゃくちゃ作業場の環境を豊かにできます。
今回紹介したもの以外で作業効率化に関してのものだけとっても、便利なスキルや機能、使えるアイデアなどが他にも盛りだくさんなので是非いろいろとAmazon Echoを使って試してみてくださいね。
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