スマホやAIスピーカーと技術が発達したことで音声による操作が当たり前のようになってきました。
自分は音声入力を可能とするAIスピーカー「Amazon Echo(エコー)」を自室に置いて音楽再生機器として使っています。
その他にもタブレットのFire HD10をスマートディスプレイとして使ったり、Echo Autoを導入して車内でもアレクサを使えるようにして音楽を楽しんでます。

その他でも率先的にAmazonのサービスを使っているのもあり、「家の中の家電もアレクサで音声制御したいな!」と唐突に思い、試しに購入したのがAmazonスマートプラグです。
今回はそんな思いつきで購入したところ「こいつはすごいな!」と思わされたAmazonスマートプラグの概要から導入方法から対応家電、どういう使い方ができるかをレビューしていきます。
この記事がおすすめな人
・スマートプラグの使い方を知りたい
・Amazonのアレクサと連動したスマートホーム化をさせたい
目次
スマート家電化させる Amazonスマートプラグ 概要
Amazonスマートプラグは様々な家電をIoT(モノのインターネット)にしスマート家電にできるガジェットです。
スマートプラグを取り入れることで家電のオン、オフの操作をスマホで出来るようになります。
ポイント
サイズ感は手に収まるほどで見た目はシンプル。
そのままコンセントに刺せるようになっています。
使い方自体は簡単で初回セッティング時にスマートプラグをWi-Fi接続し、使いたい家電のACケーブルとコンセントの間にスマートプラグをかまして中継させるだけです。
またAmazon純正のスマートプラグなのもあり、同社のAIスピーカーAnazon Echoにも対応。
「アレクサ!扇風機をつけて!」などの音声操作も可能となります。

値段は1,980円とお手頃な価格です。
Amazon純正の製品なのもありタイムセールでさらにお得になっていることも多いのでそのタイミングを狙うのもありですね。
Amazonスマートプラグ 製品仕様 | |
製品名 | Amazon Smart Plug |
サイズ | 70 mm x 38 mm x 36 mm |
重量 | 79.4g |
電気定格 | 入力: 100V ~、50/60Hz、最大15A 出力: 100V ~、50/60Hz、最大15A |
wifi接続 | 802.11 b/g/n 2.4GHz wifiネットワークに対応。 5GHzまたは、アドホックモードのwifi ネットワークには非対応。 |
用途 | Alexaのみに対応 |
Alexaアプリ | iOS、Android、Fire OS、パソコンのブラウザ |
保証とサービス | 1年間限定保証付き |
同梱内容 | Amazon スマートプラグ (差込み口1個、wifiプラグ)、スタートガイド |
スマートプラグで操作できる家電の製品例・使い方
スマートプラグを使いスマート家電化できるメジャーどころとしては下記が上げられます。
スマートプラグで操作できる家電 一例
扇風機、サーキュレーター、LED照明、加湿器、スピーカーなど
気を付けるポイントとしては、スマートプラグを使い遠隔操作ができる機器には制限があることです。
スマートプラグ使用前のチェックポイント
- 電源の抜き差しでオン・オフの切り替えができるもの
- リモコン操作が不要なもの
- 停電時安全装置などが付いていないもの
- 必要な電圧があまり高くないもの(電流の容量は最大15A)
- 電気ストーブなどの電熱機器は使用不可
基本的に利用できるのは電源を刺すことですぐ利用できるもの、または電源がボタン式ではない捻って使うダイヤルタイプのものです。
スマートプラグの機能としては、ON・OFFの操作によって通電の許可をさせるかさせないかの単純なものなので、それらの家電を選ぶのが重要です。

また電気ストーブや電気コンロなどの電熱器は電気用品安全法によって使用が禁止されています。
遠隔操作ができることで誤作動によって物を焦がしたり、火事などに繋がる可能性もあるのでこの点は注意しましょう。
このように使用には制限がありますが、手軽にスマホ操作や音声操作で制御できるのはかなりのメリットです。
複数の同時操作からスケジュール登録も可能
複数のスマートプラグを登録した場合、カテゴリなどで管理することで複数の家電を一度の操作でおこなえます。
例えば「リビング」に登録している複数のスマートプラグを一度につけたり消したりできます。
また「アレクサ、照明をつけて!」で一度に対応箇所の照明をつけることも可能です。
ポイント
自宅に複数のEchoスピーカーを置いている場合、どのEchoとスマートプラグを紐付けるかの設定もできます。
例:自室のEchoスピーカーでは自室のスマートプラグのみを制御
またスマートプラグはスケジュール管理の登録も可能です。
これによって指定の時間になったら電源のON・OFFを切り替えることも可能です。

定型アクションの利用で生活がスムーズに
またAlexaアプリの定型アクションとスマートプラグを組み合わせることで様々なアクションを1つの命令にまとめることができます。
IFTTT「If This Then That(もしこれをしたらあれを発動する)」に対応しており、例えば朝のアラームを止めたタイミングでこれらのアクションを実施できます。
朝のアラームと合わせたアクション 一例
- 音量の変更:3に変更
- スマートプラグ:照明をONにする
- 天気予報:その日の天気予報を告知
- 今日のニュース:その日のニュース情報を再生
- スキル:radikoで毎朝聞いているラジオを再生
これらの操作を一度だけスマホのAlexaアプリから登録しておくことで、毎日のルーチン作業を円滑に自動化できます。
ポイント
他にも例えば「アレクサ、ただいま」と言う言葉に合わせて指定アクションを実施などもできます。
工夫次第で様々なことを簡便化できますね
スマホがあれば屋外からの操作で消し忘れの対応も
スマートプラグの操作はAndroid、iOS問わずスマホのAlexaアプリで制御できます。
操作自体はアプリ内のスマートプラグ項目で現在のオンオフ設定を確認したうえで変更ができます。
それにより仕事や買い物など屋外へ外出している最中にも、消し忘れを確認したうえで付けっぱなしならその場でオフにするということも可能です。

また発想をすれば「ONになったから家族が家に帰ってきたな」と帰宅状況を確認したりと、いろいろな方法として活用もできますね。
Amazonスマートプラグのセッティング方法
スマートフォンで「Amazon Alexa」のアプリを検索しインストールします。
スマートプラグを通電状態にしWi-Fi接続ができる準備をします。
アプリを立ち上げてデバイス画面の+ボタンを押しデバイスを追加からプラグを選択します。
その後は中に書いている案内に沿って登録をしていくだけで初回設定が完了します。

セッティングが完了すると「すべてのデバイス」項目に追加したプラグが登録されます。
ポイント
1台目のスマートプラグの場合、「1番目プラグ」と言う名称になります。
登録されたプラグを確認・選択し、歯車マークの設定アイコンを押すことでプラグ名称を変更できます。
名称変更のポイント
例えば扇風機の場合「扇風機」とそのまま漢字で構いません。
その後はEchoスピーカーで音声操作する場合には「アレクサ、扇風機をつけて」の呼びかけで対応してくれるようになります。
実際にAmazonスマートプラグを使ってみた感想
実際に使って見た最初の感想としては「未来を感じる!」と言うものでした。
いままでAmazonのEchoスピーカーを使用し音声操作には慣れていましたが、その他の対応家電は特に持っていませんでした。
対応家電の制限はありますが、IoT非対応のものでもスマート家電化させスマホで操作できるのはかなり新鮮です。
また実際の使い勝手として音声操作できるのは間違いなく便利です。
ふと暑い時に扇風機をかけたり、ストーブの暖かい空気を循環させるためにサーキュレーターを回したりなどは手間がなくかなり楽です。
ポイント
朝の起床したい時間にベットライトをつけて目覚ましの変わりにすると言う使い方も面白いなと考えてます。
他にも「ポータブル電源と組み合わせて車中泊やキャンプでも制御できないか」などアイデア次第ではいろいろと面白いことができるなぁと感じれるガジェットですね。
またスケジュール管理を使い、指定時間はテレビなどの家電を使用禁止にする使い方も子育てをされてる人には良いのではと思ったポイントですね

その他のAlexa対応のスマート商品・活用方法
Amazon純正のスマートプラグ以外にも気になるスマート商品をまとめてみました。
【Amazon Alexa認定】Meross スマート電源タップ
Alexaにも対応しているスマートプラグの機能が搭載されている電源タップです。
ACコンセントが4つとUSBポートが4つの計8つの出力ポートがあります。
制御はタップ1つに対してではなく、それぞれのポートごとに個別の設定が可能です。

またAlexaのみならずGoogle Homeなど別のシステムにも連携できるとのことです。
Meross WiFi スマートLED電球 E26
Alexa認定のスマートLED電球で、従来の電球と交換することで音声操作で部屋のメイン証明も制御できます。
また調光調色の明るさ調整だけではなく赤、青、紫と光のカラーも自由に変更が可能です。

SwitchBot 見守りカメラ
スマホやアレクサと連携して設置できる見守りカメラです。
ペットや子供の見守りから、留守中の防犯にも使えるスマート機器で、設定や設置も簡単でお手頃な価格で導入することができます。

-
SwitchBot 見守りカメラ アレクサと連携した防犯カメラの使い方
自宅などの防犯を考えた時に、一番最初に思い浮かぶ対策の1つが防犯カメラです。 また防犯カメラを防犯用途ではなく、ペットなどの見守りカメラとして使う需要も増えています。 これらの防犯、見守りカメラの導入 ...
続きを見る
SwitchBot カーテン 自動 開閉 スイッチボット カーテン
カーテンレールに取り付けることでカーテンの自動開閉を可能とするスマート機器です。
スケジュール登録することで夜になったら閉める、朝になったら開けるということを自動化できます。
朝日を浴びると目覚めがよくなるので睡眠の質を向上したい方にもおすすめです。

Alexa Echo Show5
ここまで話した通りスマートプラグを有効活用する際には音声対応できるAIスピーカーEchoシリーズがあると便利です。
モニターが付いている一番小さいスマートディスプレイであるEchoShow5はサイズが5インチと様々な個所に設置もしやすいのが特徴です。
価格も抑えられているので「AIスピーカーをまずは導入してみたい」と考えている方にはおすすめのモデルです。

-
Amazon Echoで超集中!アレクサで作業効率を上げるできること5選
テレワークなど自宅作業をおこなう機会が多くなってきた昨今、いかにして集中できる環境を作るかは作業効率化において重要です。 誘惑が多い環境の中でなかなか作業がはじめれずに効率化どころか手がつかないなんて ...
続きを見る
まとめ
普通の家電をIoT化させてインターネット対応のスマート家電にするAmazonスマートプラグのおすすめの使い方や活用方法についてレビューしました。
スマートプラグは対応家電にも制限がありますが、価格も手ごろで簡単に導入できるのは魅力です。
スマホを利用したオンオフの制御から、Alexaを使った音声操作ができることでアイデア次第で生活の様々なことがグッと便利になります。
ポイント
スケジュール管理から他のスマート機器と連動させることで様々なことをまとめて自動化できますね
一度試してみると便利さがわかるスマート化。
ぜひAmazonスマートプラグをキッカケに生活の簡便化を図ってみましょう。
車の中でもアレクサが使えるようになりました。地味に超使えます。 amazonが公式で提供しているスマートスピーカー「amazon Echo(エコー)」 とうとうEchoの車載専用モデル「Echo Auto(エコーオート)」が日本で販売されました。 車載専用「Ech ... 続きを見る
車の中でアレクサを使う!車載専用Echo Autoのできること
電子書籍もプライム動画もFire HD10のタブレットがあると便利です! 「スマホだと動画や漫画が小さくて見づらいな」と感じたときにおすすめできるガジェットがタブレットです。 ノートパソコンより起動も手軽で軽量で持ち運びもしやすく、スマホより画面サイズも大きい点は何よりのメ ... 続きを見る
AmazonのFire HD10 タブレットがおすすめな7つの理由