Adobe Creative Cloud(Adobe CC)は、PhotoshopやIllustratorなど、多くのクリエイターが日常的に使う定番の制作ソフトをまとめて利用できるサービスです。
便利で高機能な一方で、「月額料金が高い…」「もう少し安く使える方法はないかな?」と感じている人も多いのではないでしょうか。
実際、2025年8月の価格改定によって個人向けProプランは月額9,080円(税込)に。
年間では10万円を超える出費となり、以前よりも負担が大きくなっています。
そこで今回は、正規ライセンスを維持しながらコストを抑える方法を紹介します。
社会人・学生のどちらでも活用できる、2025年時点で有効なお得な利用法をまとめました。
特に自分がおすすめする「デジハリ Adobeマスター講座」についても、実際の体験を交えて詳しく解説していきます。
まずは、Adobe CCがなぜ“クリエイター必須のサービス”と言われているのかを見ていきましょう。
目次
01. クリエイター必須品のAdobe Creative Cloud(Adobe CC)
Adobe CCは、デザイン・写真・動画・Web制作などあらゆるクリエイティブ作業を支える定番ソフトを利用できるサービスです。
PhotoshopやIllustrator、Premiere Pro、After Effectsなど、プロのクリエイターが使うソフトがすべて含まれています。自分が使いたいソフトをクラウドサービスから選択しPCにインストールすることができます。個人でも法人でも、クリエイティブな仕事をする上で欠かせないツールと言えますね。
2025年現在、Adobe CCは「Proプラン」と「Standardプラン」の2種類に整理されました。
Adobe CC プラン比較 | |||
プラン名 | 年額(月々払い) | 年額(一括払い) | 主な特徴 |
Pro(旧コンプリート) | 9,080円 | 102,960円 | フル機能が使える完全版。AI機能も含む |
Standard | 6,480円 | 72,336円 | 一部AI・Web機能が制限されるライト版 |
このほか、学生・教職員向けの割引プランや、Photoshop+Lightroomのみのフォトプランなども用意されています。
Proプランは以前の「コンプリートプラン」と同じ内容です。すべてのソフトとクラウドストレージ、AI機能などがフルで使えます。
02. 値上がりをしているAdobe CCのコンプリートプラン
ここ数年、Adobe CCの価格は上昇傾向にあります。
2025年8月の価格改定により、個人向けProプランは月額9,080円(税込)に値上がりしました。年間で計算すると102,960円という金額になります。
毎月の支払いだと実感しにくいかもしれませんが、年額で見ると10万円を超える出費。これは正直、かなりの負担ですよね。
しかし本格的な作業や趣味、特に仕事で使う人にとっては必須のツールと言えるので契約せざるを得ない状況です。

ただし、正規の購入ルートを利用しつつ費用を抑える現実的な方法はいくつかあります。
ここからは、実際にお得に使える4つの方法を紹介していきます。
03. 方法1 Amazonのセールで購入する
Amazonでは、定期的にAdobe CCの12か月版オンラインコードがセール対象になります。
特に「プライムデー」や「ブラックフライデー」といった大規模セールでは、約52,000円前後まで値下がりすることもあります。通常価格が10万円を超えることを考えると、これはかなりお得ですね。
メリット
・社会人・学生問わず誰でも購入可能
・割引率が高いタイミングなら最安クラス
・既存ユーザーも更新用として利用可能
注意点
・セール時期は不定期(年2〜3回程度)
・タイミングを逃すと定価販売に戻る
・購入時期によって旧価格・新価格が混在する場合あり
セール期間は数日〜1週間程度のことが多いです。すぐに使いたい場合は他の方法を検討したほうが良いかもしれません。
安く購入したいけど今すぐ必要ではない人は、セールを待つのも良い選択肢です。ただし、いつセールが来るか分からないのがデメリットですね。
04. 方法2 デジハリなどのAdobe認定スクールで購入する
おすすめ方法の1つが「デジハリ Adobeマスター講座」経由での購入です。
デジハリ(デジタルハリウッド)はAdobe公式認定のオンラインスクールとなっており、
この講座には1年間のAdobe CCコンプリートプランライセンスと、オンライン動画講座(学習サポート付き)がセットになっています。
「スクール」という名前ですが、社会人でも学生でも誰でも申し込めるのがポイントです。
最新価格(2025年10月時点)
・通常価格:68,800円(税込)
・定期的に割引価格のキャンペーンも実施しています
※時期によって変動する場合があります
メリット
・いつでも安定した割安価格
・社会人・学生、誰でも申し込み可能
・正規ライセンスで安心して利用できる
・講座も付属しているため初心者にもおすすめ
注意点
・講座の受講期限あり(ライセンス自体は1年間有効)
・価格はキャンペーンによって前後する
ポイント
デジハリAdobeマスター講座の魅力は、いつでも6万円台で購入できる安定感です。Amazonセールのようにタイミングを待つ必要がないのが嬉しいポイントですね。
デジハリのAdobeマスター講座については下記記事でも詳しく紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
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05. 方法3 学生割引で購入する
学生や教職員は、Adobe公式のアカデミック版(学割)を利用できます。
対象は高校生・大学生・専門学校生・教職員などで、社会人でも一部の通信講座などで対象になることもあります。
学割価格(2025年10月時点)
・初年度:月額2,780円(年額33,369円)
・2年目以降:月額4,180円(年額50,160円)
※対象は「Proプラン」のみ
メリット
・最も割安でフル機能を利用可能
・公式サイトから直接購入できる
注意点
・学籍・在籍証明が必要
・卒業後は自動的に通常価格へ移行
・Standardプランは学割対象外
ポイント
学生・教職員に該当する人には最もお得なルートです。初年度は年額3万円台で使えるので、かなりお得ですね。
対象者であれば迷わず学割を選ぶのがベストです。
06. 方法4 フォトプランや単品プランで購入する
もしPhotoshopやLightroomだけを使うなら、フォトプランや単品契約のほうが圧倒的に安くなります。
Adobe 単品プラン比較 | ||
プラン名 | 月額(税込) | 内容 |
フォトプラン(1TB) | 2,380円 | Photoshop+Lightroom ※20GB版は新規受付終了 |
Photoshop単体 | 3,280円 | 画像編集メイン向け |
Lightroom単体 | 1,480円 | 写真現像・整理中心向け |
複数のアプリを使わない人は、このプランで十分というケースも多いです。
ポイント
動画編集やイラスト制作をしないなら、フォトプランが月額2,380円でPhotoshopとLightroomが使えるのでかなりお得です。
自分の作業内容に合わせて、必要なソフトだけを契約するのも賢い選択肢ですね。
07. 個人的なおすすめはデジハリでの購入
筆者がおすすめするのは、やはりデジハリAdobeマスター講座です。
実は自分もデジハリ経由で契約しています。1年ごとの契約で、すでに5年ほど継続更新しています。
理由は以下の3つです
1. 正規ライセンスを安く・安全に使える
2. いつでも購入可能で価格が安定している
3. 講座付きで学習もでき初心者にもやさしい
Amazonセールはタイミング次第、学割は対象者限定ですが、デジハリなら社会人でもOKで、しかも常時お得に使えるのが最大の魅力です。

実際に5年間使って感じたメリット
・更新手続きがシンプルで毎年スムーズ
・価格が大きく変動しないので予算が立てやすい
・正規ライセンスなので安心して使える
・セールを待つ必要がないので計画的に更新できる
デジハリAdobeマスター講座の活用シーン
デジハリAdobeマスター講座は以下のような人におすすめです。
・社会人でAdobe CCを安く使いたい人
・セールを待たずにすぐ購入したい人
・初めてAdobe CCを使う人(講座付きで学べる)
・毎年更新して使い続けたい人
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08. まとめ
2025年時点でAdobe CCをお得に使う方法は以下の4つです。
ポイント
1. Amazonのセールで購入する(最安狙い)
2. デジハリなどのAdobe認定スクールで購入する(安定+安心)
3. 学生割引で購入する(該当者なら最強)
4. フォトプランや単品プランで購入する(用途限定なら最適)
どの方法も正規ルートで利用できるため安心です。
ただし、総合的なバランスでは「デジハリ」経由が最もおすすめです。価格・安心・サポートの3つがそろった、社会人にとって嬉しい選択肢と言えますね。
Adobe CCを使ってクリエイティブな活動をしたい方は、ぜひ自分に合った方法を選んでみてください。
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